Aの魔法陣・間違った社員教育リプレイ
第19話
ひと夏のウォータースプラッシュ!(前編)
猛暑を通り越した気温の続く夏のある日。
懲りないやつらがまたまた集まり、休日の悪だくみをしていた。
早瀬のプレイヤー:疲れた…。朝早く起きて、一日体を動かしていると朝型になるんですね…。
寝落ちしたらすいません的状況です。
凛々子のプレイヤー:普通なら、健康的として褒められる所ですよね(笑)
私も久しぶりにプールで体を動かしたので、同じく寝落ちするかも(笑)
早瀬のプレイヤー:プールですか! ガチですか? お遊びですか?
凛々子のプレイヤー:お遊びです。ベタな事をしようかと。プールの売店で微妙なカレー、うどん、フランクフルトを食べました。
ということで、読者?サービス回として、プールとかいかがでしょう。
SD:あざとい!
いろいろ案がでてくる。
「プール掃除ロボット」。
「戦車戦(某アニメの部活動風にアレンジされたアレ)」。
「洗車」。
「花火設置」…
凛々子のプレイヤー:清掃ネタが2つも(笑)
早瀬のプレイヤー:戦車戦と花火設置にはサービスシーンがないぞ! …と一応言ってみる。
SD:では、サービスシーンに期待がかかるそうなので(笑)
戦車と花火以外を主、と…
早瀬のプレイヤー:いや、個人的にはそんなに期待はかけていなかったりします…
だって絵が無いので…
眠くなって発言の品位が落ちているだけです(笑)
SD:誰か描くかも!
凛々子のプレイヤー:描くかもですね!
SD:んー。そこで風雲!た○し城という電波を受信した。
ウォーターガンが主砲のカートで戦うアレ…
早瀬のプレイヤー:あ〜、番組の最後でやってるアレだけ使うんですね。
SD:清掃ロボ暴走もおもろいなあ。
では、そのどちらかか両方、で行きましょうか。
ああそうだ、各自、水着のデザインを考えるように!
品位低下とおっしゃいますが、暑いときはまあ無理しないに限りますよ(笑)
凛々子のプレイヤー:まぁ、アニメだと1クールに1回は定番ですから〜。
わいわいと水着を調べる一同。
凛々子のプレイヤー:手持ちの資料の中には水着の絵が殆どない(笑)
SD:(大笑)
凛々子のプレイヤー:ダイレクトなせくしー表現は好みではないのですね(笑)
SD:「この人ならどういうの選ぶかな」、っていう線で考えるってとこですかね。
凛々子のプレイヤー:ですね〜。
早瀬のプレイヤー:早瀬は性格上、水着は競泳水着一択ですね。
亜里紗については何か希望ありますか?
SD:どゆこと?
早瀬のプレイヤー:もし私に亜里紗の水着を選べと言われるのでしたら、スクール水着持ってきます…
理由は、説明するのが楽だから。それだけ(笑)
SD:あいやー、それはあかんやつや!(笑)
さすがに、あの娘はそこまでではないと思う!
早瀬のプレイヤー:私、自慢じゃないですが人間の見た目に関する語彙力はまるで持ち合わせておりませんので、水着を言葉で説明せいと言われても困るのです(笑)
SD:わかりました、亜里紗の水着はなんか考えます。
うーん。
志真さんはね、競泳水着です。
黒ベースで緑の刺繍が入っててね。こんな。(実際の製品写真を見せる)
凛々子のプレイヤー:オシャレ〜! 競泳水着ペアですね、早瀬さんと志真さん。
二人とも常に本気なところに共通点が。
SD:いつでも全力です。
凛々子のプレイヤー:凛々子さんの水着はコレ(紅いシンプルなビキニタイプのトップにパレオ)ベースで、パレオの下はホットパンツ系の水着、上にラッシュガードを羽織る感じ(製品写真とCGを見せる)で。
SD:大人だ!
凛々子のプレイヤー:たぶんポージングしますヨ(笑)。
あとは清水さんの水着デスね!
SD:いろいろ画像検索でラッシュで見てるんだけど…
ベースはこれ(白地に赤い水玉の、フリルとリボンのついたビキニタイプ、ゆるいプリーツの入ったパレオ。製品画像を見せる)として…
凛々子のプレイヤー:あ、カワイイ!
早瀬のプレイヤー:あ〜、さ○りん(某戦車アニメのキャラ)か。(←知識が偏ってる)
SD:どっかで見た気がしたけど、ちょっとさお○んの着てたのに近いか。
羽織るもんほしいよねえ。これかなあー…(パーカーの製品画像を見せる)
そんな話をしているところへ、政司のプレイヤーが到着。
政司のプレイヤー:ばんは〜
SD:こんばんは! お久しぶりです。
政司のプレイヤー:なんだかすごいことに。この話の展開で岡嶋君行っていいんですか?
SD:なんかきっと、要水着の仕事的な何かなんだよ。男手もないとダメ的な。
政司のプレイヤー:水着で遊んでいる先輩方に突然忘れ物を持ってこいと言われて、普通の服で行って巻き込まれる姿が浮かびました。
SD:(大笑)
凛々子のプレイヤー:傍目にはうらやましい状況でも、本人は全くそうでないというのが、岡嶋君のオイシイ所ですね(笑)
政司のプレイヤー:(笑)Tシャツ短パンで行けるか、うっかりスーツで行ってしまうかが運命の分かれ道。
そのへんの導入の詳細は実際のプレイ冒頭であらためてやるのだが。
さて、今回、キャラクターの成功要素登録周りで、前回までと変更したいところがあった。
SD:今回、成功要素をね、ちょっと増やそうと思います。
サプリメント「社会人ゲーム」を、既存の公式サプリメントをベースに組み立ててみましたので、ここから成功要素を取得してください。
前回まで使っていただいていた成功要素4つも引き続き使えます。
がっつり成功要素が増えますので、今回は、前回のセッション結果を受けての成長は無しとします。
岡嶋君は「Aの魔法陣」第4版のプレイは初めてなので、キーワード連想方式でつくる4つの成功要素も考えて下さいね。
志真さんの場合を例示すると、こんな感じですね(成功要素覧に注目)。
せっかくなので、話に上がっていた水着のチョイスをCOLORS betaで再現したものも合わせてご紹介しよう。
Aの魔法陣(第4版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 北遠野 志真(きたとおの しま)NPC版 | |
年 齢 | 26 | ![]() |
性 別 | 女性 | |
血 液 型 | O型 | |
星 座 | いて座 | |
成功要素 |
【社長令嬢(11)】 【英才教育による知性(12)】 【常識にとらわれない行動力(13)】 【手段を選ばない立案力(14)】 【お嬢様(11)】(「社会人ゲーム」) 【知的な(12)】(「社会人ゲーム」) 【策士(13)】(「社会人ゲーム」) 【金銭感覚が麻痺している(14)】(「社会人ゲーム」) 【科学実験(15)】(「社会人ゲーム」) |
SD:よし。では、亜里紗も作ります。
凛々子のプレイヤー:みぃ。
早瀬のプレイヤー:しっ、静かに! SD様は今、召還の儀式を行っておられる。
もう少しすれば、ついに、ついに我らの希望、清水亜里紗が、我らの目の前に現れるのだ!
SD:…【不思議ちゃん】(パワー11の表にある)っていうすごい選択肢があるんだけど、該当するのかなあ?…(ぶつぶつ)
いろいろ悩んだのだが…結局、こうなった。(亜里紗の第4版シートは初出なので、全部の項目を掲載する)
Aの魔法陣(第4版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 清水 亜里紗(しみず ありさ) | |
年 齢 | 2○歳? | ![]() |
性 別 | 女性 | |
血 液 型 | B型 | |
星 座 | いて座 | |
容 姿 | 視力良好、メガネ要らず。 ちょっと短めのおかっぱ。 |
|
原 型 | 感情的だが洞察力が高い | |
自然体というかだらしないが発想力がある | ||
明るく、チャーミングな雰囲気でユーモアがある | ||
失敗することがあってもあまり気にしない | ||
頭脳派・知的な専門分野に打ち込んでいる(脳トレ) | ||
設 定 |
資材部のマスコット。 天真爛漫、元気と朗らかさが取り柄である。 天然ボケ。悪気なしのドジっ子。機械オンチ。 「はわわ」、「はうー」が口癖。 交友関係が広く、職場の事情通。 「私とめーこさんは将来を誓い合うであろう仲なのですよー」 |
|
成功要素 |
【素直(11)】 【子供っぽい所作(12)】 【職場のファン(13)】 【社内の事情通(14)】 【マスコット(11)】(「社会人ゲーム」) 【元気な(12)】(「社会人ゲーム」) 【天真爛漫(13)】(「社会人ゲーム」) 【そそっかしい(14)】(「社会人ゲーム」) 【コンピューターゲーム(15)】(「社会人ゲーム」) |
凛々子のプレイヤー:職場のファン、強そう(笑)
SD:過去のリプレイで発揮された実際の威力から勘案して、パワー13に設置してみました。
凛々子のプレイヤー:こちらは…「肉体」カテゴリー(パワー12の表)に【三白眼】ないですねぇ…
しかたない、これは原設定から転記で。
…趣味、で迷いますね。仕事で趣味全開だから…(汗)
SD:(大笑)食べ歩きとか?
凛々子のプレイヤー:ケーキ! それもそうかも(笑)
趣味はケーキ! もちろん食べる方!!
SD:(笑)
凛々子のプレイヤー:【ケーキカフェめぐり】、としておきましょう(笑)
SD:了解。
Aの魔法陣(第4版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 風祭 凛々子(かざまつり りりこ) | |
年 齢 | 26 | ![]() |
性 別 | 女 | |
血 液 型 | AB型 | |
星 座 | おうし座 | |
成功要素 |
【相手の記憶に残る容姿(11)】 【海外で交渉が可能な語学力(12)】 【偏屈な相手とも取り引きが出来る交渉術(13)】 【対人情報収集能力(14)】 【海外調達担当(11)】(「社会人ゲーム」) 【三白眼(12)】(「社会人ゲーム」) 【強気(13)】(「社会人ゲーム」) 【詰めが甘い(14)】(「社会人ゲーム」) 【ケーキカフェめぐり(15)】(「社会人ゲーム」) |
早瀬のプレイヤー:早瀬の場合で、成功要素を決めてみます。
Aの魔法陣(第4版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 大河 早瀬(おおかわ はやせ) | |
年 齢 | ? | ![]() |
性 別 | 女性 | |
血 液 型 | O型 | |
星 座 | 蟹座 | |
成功要素 |
【保健体育教師(11)】 【変化に対応する反射神経(12)】 【一瞬の動きを読み取る眼の力(13)】 【一瞬でツッコむための良く通る声(14)】 【武闘家(11)】(「社会人ゲーム」) 【ショートカット(12)】(「社会人ゲーム」) 【現実家(13)】(「社会人ゲーム」) 【片づけができない(14)】(「社会人ゲーム」) 【古武術(15)】(「社会人ゲーム」) |
SD:了解! 岡嶋君はどうでしょう。
政司のプレイヤー:あ、設定なのですが、リアルタイムでの時間経過を無視して、永遠の新入社員でいいですか?
SD:かまいませんよ!
政司のプレイヤー:では、こんな感じで、どうでしょうか?
政司の第4版シートも初出なので、全文を掲載する。
Aの魔法陣(第4版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 岡嶋 政司(おかじま まさし) | |
年 齢 | 23 | ![]() |
性 別 | 男 | |
血 液 型 | A型 | |
星 座 | 山羊座 | |
容 姿 | 細身。中背。サラサラの髪。 |
|
原 型 | 論理的である | |
誠実で几帳面 | ||
計画性があり社会に対する見方が厳しい | ||
慎重で堅実 | ||
肉体派・運動神経がいい | ||
設 定 |
資材部勤務。新人。 爽やかな、可愛らしい好青年。 真面目。何事もきっちりしようとしている。 先輩に言われたとおりに動こうとする。 運動部等の経験は無いが、運動神経は良い。 非常に優秀で何でもそつなくこなす。 お坊ちゃん育ち。 コミュニケーション力が高い。 |
|
成功要素 |
【新人(11)】 【技は盗め(12)】 【聞き耳(13)】 【物事の先読み(14)】 【後輩(11)】(「社会人ゲーム」) 【背が高い(12)】(「社会人ゲーム」) 【現実家(13)】(「社会人ゲーム」) 【人生経験が決定的に足りない(14)】(「社会人ゲーム」) 【水泳(15)】(「社会人ゲーム」) |
SD:素晴らしい、完璧。おっけーです。ではシナリオを用意しておきますね。
段取りを済ませ、いよいよセッション当日。
SD:こんばんわ!
早瀬のプレイヤー:あ、どうも。
SD:どうしましょう。結局、早瀬さん使う? 清水さん使う?
早瀬のプレイヤー(→亜里紗):折角だから、清水さん使いましょう。
ここで出しておかないと、諸方面から怒られそうな気がする(笑)
SD:了解〜。
政司:わ〜。
凛々子:みぃ。
SD:どもも! 準備ナウです。
いくつか描写を先にタイプしてみていますが、役に立たないかも…(笑)
オンラインセッションにおいて、事前に文章を考えて打っておくのは、有効なプレイ時間節約テクニックだ。
…そのはずだ。
SD:一応いろいろ書いてるけど、ここからいったいどうなってしまうかまったく予想できない(笑)
凛々子:ものすごい制御不能感が(笑)
SD:ちょっと展開が読めなすぎるので、これ以上書いても無駄になりそうな…
ええと。第1案は、巨大清掃ロボット暴走、だよね?(笑)
凛々子:ちょ(笑) いつの間にか巨大になってます(笑)
SD:あれ? 違った? …がんばってね!
亜里紗:何が来ても清水さんなら大差ないからどっからでも来やがれ!
……ええい、展開次第で無駄になってもいいじゃない!(ヤケ)
なお、亜里紗がプレイヤーキャラクターになった瞬間に、事前準備の文章の20%が消滅した。どんまい、私。
SD:では行きましょう。
政司:はい。
「この猛暑にぴったりのお話があるんですが、いかがですか?」
志真が切り出した。
北遠野グループが出資している複合リゾート施設で、何やら「ちょっとした」お仕事があり、急遽人出が必要らしい。
志真が言うには、短い勤務時間のあとは、施設で遊び放題、ご当地料理食べ放題(地酒飲み放題)、温泉入り放題とのこと。
断る理由もない皆さんは次々と名乗りを上げるのだが…
…え? 水着必携って、どんな仕事なん…?
SD:もうちょっと突っ込んだ話を聞くと、
SD(志真):「仕事というのは、うちで開発した、プールを清掃する大型ロボットの動作テストなのですよ。
大型化、高出力化で、従来の清掃ロボットと比べ、清掃能力は10倍以上ですわ!
仕事が終わったら、この夏公開予定の新しいアトラクションを遊んでみません?
涼しくなれること、請け合いですわよ?」
SD:という感じです。もうざっくりと、ご要望を全部突っ込んでみました。
そう、プール掃除ロボットネタと、ウォーターガンのカート戦ネタをひっくるめた形だ。
政司:掃除ロボットの動作テストでなぜ人手が必要なのか。とか気になります(笑)
亜里紗:こんな書き方されたら、清水亜里紗は受けるに決まっている。プレイヤーとしては、とほほ…
SD:ひひひ。では、『我はこれよりM*より始まるゲームの目的を記述する』。
M*1 プール清掃ロボットが狂った! 何とかしなければならない。難易度45
M*2 ウォーターガン戦争勃発! 激闘を制するのは誰だ!?難易度96
SD:…という二段構えで考えていますが、もしM*1で時間切れになったらそこでおしまーい。がんばりましょう!
凛々子:何とか(笑) 何とかって(笑)
SD:まずは、この話に乗ってしまった理由を、皆さん挙げて下さい(笑)
亜里紗:食べ放題ですよ食べ放題! 遊び放題☆ 遊び放題☆
SD:亜里紗はそれで十分か(笑)
亜里紗:「凛々子さ〜ん、食べ放題のリストにレアチーズケーキ含めデザートバイキングもありますよ〜。」
SD:やばいうまそう。じゅるっ。
凛々子:「志真に渡した部品(密輸品)がうまく動くか心配でね。あとケーキ」
SD:今、密輸って言ったよ、このひと!
SD(志真):「ぜひ現場で検査に立ち会っていただけると助かりますわぁ。」
凛々子:「正規ルートで購入できないから密輸しただけよ? きっと巧くいくわ」
SD:岡嶋くんは、搬送に必須、とかなのかな? トラック出せる人が岡嶋君しかいない…とか?
亜里紗:「岡嶋くんも、地酒好きですよね〜☆
ほら、この『清酒 熊殺し』とか!
『純米吟醸 ぱらいそ』なんてのもありますよ〜」
凛々子:だまされてそうな(笑)
亜里紗:亜里紗の場合、騙されない理由がないんだよ〜。
凛々子:(笑)
亜里紗:プレイヤー的には、どうしようどうしよう、と思いながら足突っ込んでるんだよ〜(笑)
SD:(大笑)
亜里紗のプレイヤーは、実は熟慮を重ねるタイプなのだ。
政司:「え、17日ですか?
社内納涼祭の新人の出し物の打ち合わせをする予定なのですが…
え、中止になった? 聞いてませんでした」
SD:ぶっ(笑)
政司:「ちょっと幹事の木村君に聞いてみますね。
…え、彼、出張になったんですか?」
凛々子:真面目な良い子なのに……不憫な(ホロリ)
SD(志真):「あら。予定が空いているのでしたら、せっかくですし、荷物運びがてら、一緒にいらっしゃいません?」
と、岡嶋君の肩にぽんと手を。
亜里紗:志真さんの黒さがまたアップ。
SD:いや、手を回して仕組んだのかどうかは、わかりませんよ? (でも否定しない)
凛々子:「心強いわ〜。 後片付けも手伝ってくれると嬉しいわね!」
亜里紗:「ご当地料理〜!」
SD:亜里紗は、心ここにあらずだね。
亜里紗:「温泉は朝起きて1回、昼1回、食前食後に1回ずつ、寝る前の1回、合計5回が普通ですよねっ☆」
まあいつものことですが…
SD(志真):「ああそうそう、風祭さん。この間、仕入れていただいたコンプレッサー、あれも、ちょっと持っていく必要があるのですわ。搬出リストに加えておいていただけます?」
凛々子:「良いわよ♪」
亜里紗:「浮き輪を膨らませるんですね!」
SD(志真):「一瞬で膨らみますわよ?…」って亜里紗は、泳ぎの方はアレ(カナヅチ的な何か)なのか。
凛々子:「岡嶋君、これが搬出リストよ」(岡嶋君に手渡す)
SD:どんどん外堀が埋まる…
政司:(無意識に受け取って)「搬出にトラック使うなら、申請書書いてください。今、用紙渡しますから」
凛々子:スゴイ、岡嶋君順応してる!(笑)
亜里紗:普通に仕事と思っている?
SD(志真):「岡嶋さん、確か、大型(免許)、持ってましたわよね」(用紙を受け取って、書き書き)
凛々子:なんで志真さんに渡しちゃうかな(笑)
SD(志真):「これでお願いしますわ」
SD:ばっちり運転担当者に『岡嶋政司』と記名されておる… でよかったかな。
凛々子:あーあ(笑)
政司:「了解です。総務部に出しておきますね」(紙を見ないで持って行ってしまう)
SD:ありゃー(笑)
亜里紗:2トントラックでも足りないのか。
SD:運ぶ物を考えると、4トントラックくらい、要るかなー(笑)
凛々子:こんなのですよね?(と、天蓋無しの4トントラック画像を一同に見せる)
政司:これじゃなきゃ載らないってどんなコンプレッサーですか(笑)
SD(志真):「ロボットとコンプレッサー、両方運ぶのに使うのですわ」
亜里紗:「こんなのでドライブするの〜?」
SD(志真):「車は、別に出しますわよ?」
凛々子:2台体勢で現場に向かうんですね。
亜里紗:ということは岡嶋君だけトラックですか。
SD:寂しそうだと思うならだれか横に乗ってあげたまい。
亜里紗:相変わらず不憫だ。
SD:「岡嶋さん、予定開けといてくださいましね」
政司:「え、僕ですか?」
SD:「ええ。ほかにだれかいまして? 申請書にももう書いてしまいましたわ」
政司:「北遠野先輩は?」
SD(志真):「(実に残念そうに)わたくし、大型はまだ練習中ですの…」
政司:練習してるんだ…
SD:私有地ならどんなに乗り回しても大丈夫だからね!(と、Vサイン)
凛々子:ぼこぼこになったトラックがありそう(笑)
政司:「僕だって、トラックは構内移動しかやっていませんが…」
亜里紗:ナンバー、ついてますよね?
SD(志真):「大丈夫大丈夫。あたって砕け…ごほん。案ずるより産むがやすし、ですわ」
亜里紗:時速15キロ以上で走ったことないとか…
SD(志真):「おっと会議の時間。ではあとはよろしく、みなさん!」(退散〜)
政司:「あ、はい。あ、え!」
亜里紗:投げた! 投げたよこの人!
この展開だと突っ込みどころだらけで清水さんの台詞が全然出せない!
凛々子:「ナンバープレート、つけたげるわね。サービスよ♪」
SD:…という感じで…。
あと、真帆、芽衣子、早瀬さんはどうなるんだろうね。
前回、リプレイには含めていないが、NPCの頭数を勘定に入れ忘れて、何度も難易度の計算をミスする局面があった。
そのため今回は、NPCによる成功要素提出は行わないこととしている。
だが、「現場に誰がいるか」というのは、プレイヤーたちがどのような作戦をとれるか、に直結するため、誰が同行するか、決定することにした。
凛々子:芽衣子さんはイベントに忙しいのでは(笑)
SD:確かに。(夏休みって、同人誌即売会があるよね!)
亜里紗:早瀬来てくれ…というのはプレイヤーの叫び。
SD:ああ、早瀬さんは普通に押し込まれるような気がする。
労働力に期待されて員数外参加扱いで。
凛々子:(笑)
亜里紗:…もしかして、失敗した時用の保険ですか?(笑)
凛々子:ガテン系だと早瀬さんですねぇ。
亜里紗:それはそれでおいしいところを取れそうなので、助手席に早瀬さん乗せときます。
えーい。真帆の水着が気になる者どものために、本セッションプレイ後にちゃんと設定をしたのでここで載せておくぞ。
Aの魔法陣(第4版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 月見里 真帆(やまなし まほ) | |
年 齢 | 27 | ![]() |
性 別 | 女 | |
血 液 型 | AB型 | |
星 座 | 蟹座 |
こんなですよ! フフフ。
水着は、ほぼどれも実在のモデルを参考に設定している。
凛々子のラッシュガードと、パレオの中のコンテンツ(COLORS betaは、着せ替え的にパーツを組むので…見えないところもパーツがあったりするのだ)だけ架空のデザインを参考にしたものだ。
SD:では、亜里紗、凛々子、政司、志真、真帆、どこからともなく聞きつけてついてきた早瀬の6名が、清掃ロボットのテスト会場であるリゾートホテルへと向かいます。
…一気に当日にしていいかな。
政司:はい。
凛々子:イイデスヨ〜
政司:当日会社に来てみると知らない人(早瀬のことね)が(笑)
亜里紗のプレイヤー(早瀬):「その言い方、気になるなあ。
現場にフォークリフトがないから、積み卸しのために私が必要、といったのはどこの誰かしら?」
政司:じゃぁ、「では荷物の搬送だけは手伝いますよ」と言うに至ったということで。
凛々子:「荷物の積み卸しのために早瀬に来てもらったのよ。真帆さんは早瀬のコントロールのために呼んだの」
亜里紗:真帆さんは正○郎君か。
早瀬がロボットとコンプレッサーを手で降ろしてます。
SD:待て待て。ロボットは自走式の巨大なやつだから、さすがに手では運べないぞ(笑)
リフターかクレーン使っておろす感じだね。
凛々子:早瀬さん、玉掛け(クレーンを取り扱う技能のひとつ)とか出来そうですね。
亜里紗:教師の経歴に全く絡まないのですが…(笑)
凛々子:バイトでやってそうな。
亜里紗:自分で鳥居でも立てたかなあ。あるいは神社の植木とか?
凛々子:植木よさそうですね。
亜里紗:玉掛けは技能教習で免許が取れるから、まあ趣味でも、もしかしたら取れるのかもしれませんが…
SD:ではロボットが下ろされて、いよいよプールに入ります。
プールは水が張ってあるほうがいい? ないほうがいい?
凛々子:水が張ってあった方が良いと思います。絵的に。
亜里紗:見た目的には水有りですが、後で行動にペナルティがかかりそう…
政司:プールに、ばしゃんと水しぶき上げてロボットが入ると格好良いです。
SD:ペナルティはまあ心配しなくても大丈夫でしょう。
では水が張ってあることにします。
プールに、ロボットがゆっくりと進水していく。
SD(志真):「正面に装備したやわらかツインローラーが、壁面を丁寧に洗浄しますの!」
SD:静かに動き始めるロボット。ゆっくり、ゆっくりとプール内壁を清掃する。
SD(志真):「はい、清水さん。これがコントローラですわ。お願いしますね?」
SD:という感じなんですが…
凛々子:フラグ(笑)
亜里紗:「は〜い」ぽちっとな。
凛々子:「そ、そのボタンはダメ!」
亜里紗:とりあえず赤いボタンがあれば押してみる。
SD:ボタン押し、ご協力ありがとう!
その拍子に? ロボットが暴走を始めてしまった!
「えっ!?」
ちょうどロボットの正面に立っていた真帆が、巨大な洗浄用スポンジローラーの間にむにゅっと挟まれて、機械に飲み込まれた。
ぐるんぐるん、とロボットがその場で旋回する。
数分後、つやつやぴかぴかになった真帆が後部から排出された。
SD(早瀬):「あ、保湿成分配合」
SD(志真):「あら、おかしいですわね。工場ではこんなことにはならなかったのですが…」
亜里紗:「このボタン、回して引っ張ると戻るんですよね〜」
SD:まあ当然、効きませんわな。
亜里紗:いや、ボタンで遊んでいるだけなので(笑)
SD(志真):「(真帆を見ながら)マッサージに効能有り、と(どこからかフォルダーを取り出してチェックシートにメモ)」
ロボットは、プールから離れようと動いていた真帆を、再度標的にしようと動き出す。
慌てて隅のステップを駆け上がり、プールから退散する真帆。
「確かに実害はないみたいですけど、これだといつまでたっても清掃テストが終わらないですよー!」
ロボットはどうやら、動くものに反応して、追いかけて飲み込んでは、洗浄してしまうようだ。
亜里紗:動くものに反応(笑)
凛々子:「とても良いわね! ソレシア製の生体センサは優秀だわ!」
政司:トラックの片付け途中でワイヤー持ったまま固まってます。
SD:というところで、状況をなんとかするために、M*1のゲームを開始しましょう。
M*1 プール清掃ロボットが狂った! 何とかしなければならない。難易度45
SD:ここで、作戦会議フェイズに入ります。
どうやって止めるか作戦を決めて、作戦に即した成功要素をひとり1つずつ出してもらいます。
亜里紗:ロボットは有線ですか? 無線ですか?
SD:決めてないのでお好みでどうぞ! ただ、この大きさだと内部電源くらいは持ってそうだね。
亜里紗:確かリアル(本物のプール掃除ロボット)では有線。
政司:無線では? 絵的にそっちの方が格好良いかと。
凛々子:コントローラとは無線で繋がってそうですね。
亜里紗:じゃ無線にしますか。
SD:了解。では無線で。
亜里紗:この時点で皆さん水着?
SD:志真は水着。真帆はいちおう、志真に言われてたので水着です。
早瀬は遊ぶ気満々だったので水着。ほかの皆さんは決めてね。
亜里紗:だったら亜里紗は水着に決まってる。
凛々子:凛々子は水着+パーカーです。
政司:こっちは普段着です。そもそも水着になる気が無いので。
…「なんとかする」、って、清掃テスト完了することですか?
人が飲み込まれなくなれば良し?
SD:最低限ロボットを停止させることができればいいんじゃないかな。
正常に戻すことまでは、テスターには要求されないよね、ふつう…?
亜里紗:じゃ、全員きれいになればいいのか(待て)。
SD:それも手(笑)
政司:(苦笑)
亜里紗:うらやましいぞロボット!(それは違う)
SD:それで停止するかは、やってみないとわからないけど。
ちなみに、真帆曰く、垢すりマッサージみたいな感じだったらしい。ヤらしくないよ!
亜里紗:そういう説明されると、うっかり近づきたくなっちゃうじゃないですか!(笑)
政司:電池切れまでどのくらいかかります?
SD:これを特に決めてないというのは、なんというかSD的に失態な気がするんだけど(笑)、特に決めてない。
ただ、難易度45削れないといけないので、気を付けてね。
さあ、どうするね?
迫り来る暴走ロボット……彼らはどのように立ち向かうのか!?
それとも、なすすべ無くお掃除されてしまうのか?
…というところで、作戦会議が始まったばかりだが、主に分量的な都合で、次回に続く!