Aの魔法陣・間違った社員教育リプレイ
第5話
おーい、真打が出るまで座を暖めておきたまえ!
前回のセッションが終わって。
第1話で登場した計画書の宴会を催すセッションをやりたい! という意見が多く出ていた。
そうなってくると今後、清水さんがクローズアップされそうということで、セッションの合間にキャラクターメイクを行うことにした。
SD:せっかくだから俺は清水さんを作るぜ! 下の名前どうしようかな。
不覚にもヒロイン(笑)になってしまったから、かわいい名前がいいなあ。
芽衣子:実はイギリス人とのハーフで、清水シ○ーリー。
SD:ぶふっ。言いたいことはわかります(有名な、素直でかわいらしい少女メイドさんの漫画だ)。でも…貴方は!!
シャ○リーが「はわわ」「はうー」「ふぐぐぐ」とか言って手足をばたばたさせてもいいというのですか!(爆笑)
結局、「シャー○ー」を元にアナグラムして「ありさ」とし、亜里紗で決定。
ルールブックの表から原型をチョイスしていく。
SD:うーむ。原型のところ、最後の特性欄が難しい。
この子、頭がいいようにも見えないし、運動神経もよくなさそうだよ。
…これでどうだろう?
清水亜里紗。
資材部のマスコット的なトラブルメーカーだ。
天然ボケのドジっ娘だが、おおらかな人柄からか交友関係は広く、職場の事情通。
芽衣子と恋?に落ちている。
Aの魔法陣(第3版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 清水 亜里紗(しみず ありさ) | |
年 齢 | 2○歳? | ![]() |
性 別 | 女性 | |
血 液 型 | B型 | |
星 座 | いて座 | |
容 姿 | 視力良好、メガネ要らず。 ちょっと短めのおかっぱ。 |
|
原 型 | 感情的だが洞察力が高い | |
自然体というかだらしないが発想力がある | ||
明るく、チャーミングな雰囲気でユーモアがある | ||
失敗することがあってもあまり気にしない | ||
頭脳派・知的な専門分野に打ち込んでいる(脳トレ) | ||
設 定 |
資材部のマスコット。天然ボケ。「はわわ」、「はうー」が口癖。 悪気なしのドジっ子。会う人すべてが「この子は放っておくと危ない」と感じる。 結果として交友関係が広く、職場の事情通。そのため、幹事役を任されることも。 機械オンチ。「あ」の一言とともにファイルが消滅するのは職場の風物詩。 料理は下手ではないが、高確率で個性的すぎる創作料理が炸裂する。 携帯ゲーム(ニン○ンドー製)がマイブーム。暇さえあればいつも給湯室で遊んでいる。 セントポーリアの鉢植えが話し相手。よく課長席の背後の窓際に置いては、嫌がられる。 「私とめーこさんは将来を誓い合うであろう仲なのですよー」 |
…SDの趣味ですごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ(略)
芽衣子:「清水さん萌え萌えだお〜(バンバン)!」
と、すだめさんが転がっています(笑)
SD:芽衣子さんは、清水さんに自分のことをなんと呼ばせてるんですかね。
「須田さん」「先輩」それとも「お姉さま」?
なんか、うっかり「すだめさん」、って言って叩かれてるような気もするけど。
芽衣子:間を取って(何)「めーこさん」で。
SD:了解。
凛々子:清水さん……ラブ(笑)これは良いキャラですね。
また、これまでのプレイの結果の成長で、真帆、凛々子、芽衣子、志真に、設定が追加されることとなった。
真帆:追加設定、とりあえず振ってみます。(ころころ)
ころりん:《出目は9です》
真帆:「誰かと恋に落ちる」。相手はSD(すなわち凛々子のプレイヤー)が決めるそうです。
…候補、誰よ(笑)
現在誰がいるかを確認中。…うーん、圧倒的に異性が少ないですね(笑)
誰か、というのは新しく考えてもよいのかな?
凛々子(前回SD):ルールブックでは何も書いてませんね。希望があれば伺いますよ。
真帆:セッション外で実は通行人Aと衝突して恋に落ちていたとか(笑)
凛々子:別に人でなくても良いのではないかなぁと。なんか観葉植物に話しかけてる印象が…
SD:あんまり真帆さんが不幸になりすぎないように決めてあげようよ…(笑)
真帆:幸薄いからって不幸にしすぎても…(笑)
そうだ、引越し先のお隣さんとか、妥当でない?
一応、セッション内で顔合わせしてますし(笑)
凛々子:どんな人をお望みですか? 売れない画家とか良いかも。
真帆:幸薄い、を生かそうとすると…。
凛々子:貧乏モデラーではどうでしょう。貧乏ってあたりが薄幸。
真帆:それだ(笑)
ではお隣さんの貧乏モデラーで。
凛々子:部屋がシンナー臭そうな(笑)
手に手を取ってモデルグラフィクスに寄稿?
凛々子:さすがにこれは男の人で良いですよね?
真帆:そのほうが妥当でしょう(笑)
凛々子:年上か年下か。サイコロ1個振ってみましょう。
3が出たら同じ年、2以下だったら年下。(ころころ)
ころりん:《出目は3です》
凛々子:同い年で。ボロアパートですもんね。貧乏な人もいるさ。
…ということで恋に落ちました。よかったですね(棒読み)
真帆:「お隣さん、どう見てもダメなひとだけど…私が居ないともっとだめになるわ」
とか?(笑)
凛々子:そんな感じのテンプレで(笑)
真帆:どこまで堕ちていくんだ、真帆さん(笑)
続いて凛々子がサイコロを振る。
凛々子:では私のぶんを。(ころころ)
ころりん:《出目は7です》
SD:「前回決めた事態が悪化」ですね。
凛々子:前回は、お茶汲みを修行した、んですが。
SD:マニアックに修行中?
部屋にものすごい数の茶道具が(笑)
凛々子:お茶道楽は金掛かりますからね(笑)
真帆:悪化状態はサイコロ1個でで決めるそうですが。
凛々子:ええ、振りますね。(ころころ)
ころりん:《出目は2です》
凛々子:「大人の階段を上りました」。…サイコロ、神だなぁ。
真帆:どう登るんだ(笑)
SD:茶道が極まった?
凛々子:明らかに趣味の範囲を超えたと言うことですかね。
真帆:新たに家元を起こせるレベル?(笑)
まあ、凛々子はこだわりの人だからなあ。やり出したら、そのくらいまで極めてしまいそうではある。
続いて志真。志真は成長処理の関係で、2回振る。
SD:では1回目。(ころころ)
ころりん:《出目は9です》
真帆:恋に落ちてばかりですね(笑)
凛々子:話がややこしく(笑)
SD:誰がいいかなあ。…
凛々子:やっぱりここはお見合いですよ。お嬢様ですし。
SD:お見合いか! それナイス。いただき。
じゃあ、「お見合いをしてひと目ぼれしたんだけど、実家の力関係のしがらみとかを言い訳にして素直になれないでいる」とかにしましょうか。
凛々子:おお〜。ツンデレ? だ。それっぽい。
真帆:すだめさんの観察ターゲットが一人増えた(笑)
SD:「ああ、まったくなんで私があの方の家に送るお歳暮の内容でこんなに悩まなければなりませんの!?」
といった感じ。
じゃあもう一個いきます。2つめ(ころころ)
ころりん:《出目は5です》
SD:「年相応のイベント」。内容はサイコロ1個で…(ころころ)
ころりん:《出目は4です》
凛々子:「友人にめでたいこと」があり「心境の変化」がある、ですか。
SD:結婚式とか…就任式典…とか? うーん。
「結婚式に行って、ほんの少しだけど結婚もいいかなあと」思ったくらいかな。
そして芽衣子がサイコロを振る。
芽衣子:振ってみます。(ころころ)
ころりん:《出目は7です》
SD:うは。「前回の事態が悪化」です(笑)
芽衣子:(笑)
SD:さらにサイコロ1個どうぞ。
芽衣子:(ころころ)
ころりん:《出目は1です》
SD:「事情があって、何とか周囲から隠さなければならない」。
芽衣子:そりゃそうだろうなぁ(笑)
いやしかし、今までちゃんと隠れていたのだろうか。
真帆:セッション内ではどういうことになっているのでしょうか?(笑)
SD:芽生えたばかりだから派手になってないのでは…
凛々子:二人ともうまく隠せるような人とは思えませんが(笑)
早瀬:逆に「公然の秘密」として、周囲が気を遣う(笑)
真帆:清水さんは周囲に吹聴しまくってそうですけどねー(笑)
芽衣子:その結果、事態が悪化してます(笑)
そして隠さないといけないです。
真帆:ここだけの話、サイコロの出目が「大人の階段を登ってしまう」、だったらどうしようかと思った(笑)
芽衣子:(笑)
そんなキャラクターメイク&成長作業から一晩明けて、いよいよ宴会のセッションを行うことに。
芽衣子、凛々子、政司、真帆の4人が集う。
残念ながら早瀬のプレイヤーは、スケジュールの都合により今回は観戦のみとなった。
SD:前回、成功要素登録数減らしてみたんですが…実は、あのくらいのほうが使いやすい?
凛々子:多ければ多いほどいい、と言うわけでもないですしね。
成功要素の提出に時間がかかりますから。
SD:では、今回も1人あたり成功要素6個でいきましょう。
今日は、例の宴会のセッションやりますんで、そのつもりで成功要素を選んで積み込んでください。
芽衣子:宴会キタコレ!
凛々子:宴会だ〜!
成功要素を登録する面々。
芽衣子:ほいよー。とりあえず決めたぜ。
【大きめのお口】【低い声】【痩せ型】【大酒飲み】
【ケータイ片手ブラインドタッチデコメ打ち】ね。
一応、1つ空欄にしてあります。
SD:了解です。
SD:はーい。
真帆:【メガネ】【酔うと大声になる】【小さめ】【下戸】【湯のみ】
こちらも、1つ空欄です。
SD:ん? 下戸ってことは、ちょっと飲むだけで酔って大声ですか。
それ以上飲んだら…
真帆:まあ、普通に飲んだら酔って大声、程度でしょうね。
ビールだと、生ジョッキ1つ全部はダメ、みたいなイメージで。
SD:了解です〜。
政司:【メガネ】【敬語】【細身】【物事の先読み】【モバイルPC】
で、1個空白です。
SD:OKです。今回、メガネさん多いなあ〜。
全員成功要素登録が終わり。いよいよスタート!
SD:じゃあ始めまっかー。
M*秘密の宴会を行う 難易度20
SD:第1話に出てきた、秘密の宴会の計画書に記載されている計画を、実際に遂行しよう、というものですね。
制限時間はゲーム内時間で1日とします。1ターンゲームとしますね。
芽衣子:難易度20かぁ。プレイヤーは4人いるから、ひとり平均5ずつ削る感じか。
SD:まず手番を決めましょう。先頭希望者いますか?
政司:はじめの方がいいです。
SD:じゃあ岡嶋くんトップ。
凛々子:では次で。
真帆:3番手立候補ー。
芽衣子:最後〜。オチをさらう方向で(笑)
SD:了解です。
政司:じゃあ、秘密の宴会の計画書を入手したところから始めます。
SD:入手したところからロール開始ですね。
政司:計画書をぺらぺらぺらとめくって見ていって、
「開催場所は岡嶋君が探してくれます♪」
と書いてあるのを見て、固まります。
SD:ぶは(笑)
芽衣子:(笑)
凛々子:丸投げですか(笑)
真帆:(笑)
政司:「えぇっと…清水さん……」
SD:ナイス亜里紗(笑)
真帆:(通りすがりに書類をチラッと見て)「あら、今年は岡嶋君が幹事なの?」
政司:で、同じく計画書を渡されたであろう先輩方の方を見ます。
芽衣子:にやにや笑っています(笑)
脳内では(清水節キタコレ〜♪)って。
凛々子:親指をグッと立てて、
「あなたの隠れた才能に期待してるわ」
政司:「は、はい…。でもこれって丸投げって言いません?」
芽衣子:「亜里紗、場所なんにも考えてないの?」
と、話を振ってみます。
SD(亜里紗):「えー? だってこういうのはー、みんな驚かされるのが一番ですよー」
芽衣子:「取りあえず、岡嶋君は驚いているみたいねー」
SD(亜里紗):「ほんとーにただの居酒屋とかになりそうになったらー、めーこさんが、どついて変えさせるでしょう?」
凛々子:「(亜里紗、恐ろしい子)」
政司:「こんなことできる場所を探さないといけないんですか…」
SD:こんなこと、ってどんなことなんだろう。
政司:計画書に書かれることじゃないですか?
SD(亜里紗):「まあー、方法は、いろいろあるはずですよー?
例年、多少の無茶は実現できてますしー」
政司:「えぇっと…」
(諦めたように)「頑張ってみます」
SD:という所で、質疑応答を受け付けます。
芽衣子:はいなー。
政司:普通に個室の居酒屋でちょっと広めなのを探す難易度は?
SD:ふつーに広めの居酒屋個室を探して予約する難易度は3ですかね。
宴会シーズンなので、予約するのが難しいです。
探して見つけるだけだと、難易度は半分くらいになります。
政司:ってか、個室居酒屋程度のお店でいいのかな…
凛々子:個人的なイメージとしては、密造酒をみんなで持ち寄って、一見普通の酒場だけど店の奥に秘密のスペースがある場所でどんちゃん騒ぎという…(笑)
SD:アレ(も○しもん)か。
政司:では、小さなお店で、貸し切りにできるところを探すと?
…4人で貸し切りだと厳しいですかね。
真帆:他に参加者はいないんだろうか…
清水さんの計画、と聞いて逃げ出したとか(笑)
SD:小さいお店を貸切で予約する、だと難易度が5に上がりますかね。
凛々子:ちっちゃなところは良いですね。
店主がマニアックだとなおよしです。交渉は任せて〜。
政司:マニアックな店主は…凜々子さんの方が知ってそうだなぁ(苦笑)
早瀬(観戦中):まあマ○ドナルドなんかでも、パーティースペースがあったりするのですが…
凛々子:マ○ドなんかにしたら芽衣子さんに殺される…
ここで政司くんから質問がくる。
政司:凛々子さんに交渉をお任せできるのですね…では、協調行動のルールについて教えてください。
SD:協調行動はですね…
協調行動とは、まだ自分の手番を終えていないプレイヤーが、他のプレイヤーの手番に協力して、一緒に行動して成功判定を行うものだ。
協調行動に参加するプレイヤーキャラクター全員の成功要素をまとめて提出できるのだ。
SD:たとえば今回の場合、凛々子さんはまだ手番を終えてませんから、岡嶋君と協調行動することができます。
この場合、二人で一緒に成功要素を提出できます。
芽衣子:協調行動をやったら、自分の手番は無くなるの?
SD:無くなります。
芽衣子:了解。
政司:「みんなを集めてお店に行く」の難易度はどのくらいですか?
SD:お店がどんなお店かによりますが、ふつうのお店だったら難易度2くらいですかね。
芽衣子:このグループ、集まり悪そうだな(笑)
政司:(笑)
SD:まあ、みんなが集まり悪かったり、駅から遠い店だったりしたら難易度は上がると思います。
政司:じゃあ「マニアックな店主がやっていて酒に拘っている、裏路地に看板を出さないでやっているような隠れ家的な飲み屋を探し出して、貸し切り特別料理で予約する」のは?
凛々子:(「マニアックな店主」に反応した)おお。いいですねえ。
SD:難易度は探し出すだけで4くらいでしょうね。なので、貸切予約もするとすると7でしょうか。
お店の設定については何も考えて無いですので、都合のよいように設定してください。
政司:「休日に、駅にみんなを集めてお店に連れて行く」難易度は?
SD:普通のお店なら難易度2。でもさっきの、変なお店だったら3かな。
政司:はい。みんなが集まらない人達…は悪い方向で前提変換が掛かりそうですね。(苦笑)
凛々子:ここまでで難易度併せて7+3で10ですかね。
政司:これで凜々子さんと協調行動で如何でしょう?
政司と凛々子、2人の協調行動で難易度を大きく削る作戦だ。
さらに、行動の統合ペナルティを受けないように、行動内容を工夫する政司。
SD:では質問は終了として、行動宣言と前提変換の申請・成功要素の提出に行きましょうか。
政司:「マニアックな店主がやっていて酒に拘っている、裏路地に看板を出さないでやっているような隠れ家的な飲み屋を、貸し切り特別料理で予約して、休日に駅集合にしてみんなをお店に連れて行く」で行きます。
SD:はい。もろもろ考慮されて難易度10です。
前提変換の申請があれば申請と、成功要素の提出をお願いします。必要でしたらロールプレイも。
芽衣子:「岡嶋く〜ん、どこ行くか決めた〜?」
と、後ろからのし掛かるようにして聞いてみよう。
政司:「す、須田さん…(汗)」
困ったような警戒するような顔で芽衣子さんを見上げます。
凛々子:いじめたくなる顔ですね(笑)
芽衣子:「亜里紗は、あのボケボケが面白いんだからね。
キミがしっかりして、亜里紗が成長しないようにしないとだよー」(笑)
凛々子:「さすが芽衣子さん、不良債権の処理を全部岡嶋君に回す気ですね」
真帆:「岡嶋君も苦労するわね……」
政司:凛々子の方を助けを求めるような顔で見上げましょう。
「風祭先輩、お店詳しいですよね…?」
凛々子:「そんな、詳しいだなんて……
ちょっと変なお酒が置いてあったり…変な料理が置いてあったり…」
芽衣子:変な料理(笑)
凛々子:「…変な店主が置いてあったりする店に詳しいだけよ」
政司:変な店主が置いてあるんですか(笑)
キャラはそれどころでないから笑えませんが。
凛々子:置いてあります(笑)
真帆:「さすが凛々子さん、変なお店に詳しいのねぇ」
と感心します。
「芽衣子さん、変なお酒ってどんなものがあるのでしょうか?」
芽衣子:「ライター近付けると燃えるお酒とか?」
真帆:「…それはエタノールというのではないでしょうか…」
芽衣子:「薬草の味がするとか」
真帆:「ああ、紹興酒ですね」
芽衣子:「店主が作ってるとか」
真帆:「お酒って個人でも作れるんですか?」
凛々子:閑話休題。「そうねぇ、場所は知ってるけど辺鄙なところにあるから」
芽衣子:少し遠いのかな。
凛々子:「岡嶋君、地図を印刷しておいてもらえると助かるわね」
政司:「了解です。そのくらいなら簡単ですよ。
一度、地図見ながら下見に行ってきます。
皆さんを迷わせるといけませんから」
凛々子:(それが岡嶋君の姿を見た最後だった…)
政司:…
凛々子:(うそうそ(笑))
SD:うん、いいですね。
ここまでのロールプレイで前提変換がかかって、難易度7に下がったとしていいでしょう。
凛々子:おお(笑)
SD:成功すれば、全体のM*からは10削れます。
では、成功要素の提出をお願いします。
政司:成功要素の空欄って今入れられるんですか?
SD:どうぞ。何を入れますか?
政司:【機敏】を入れます。
SD:岡嶋君だからなあ。OKです。
凛々子:私は【扇子】を入れたいと思いますがどうですか?
SD:OKです。どうぞ。
政司:じゃぁ、凛々子さんにお店の場所と連絡先を聞いたとして。
まず【モバイルPC】でお店の場所を調べて、【機敏】に下見をしに行きます。
これでみんなを案内するときも安心。
SD:ふむふむ。
政司:で、実際に店長に会って、【敬語】で人当たりよくして店長に気に入られるようにします。
【物事の先読み】ができるので、話を合わせやすいです。
【メガネ】で真面目さを演出します。
店長に気に入られたら、貸し切り特別料理で予約します。
みんなに集合日時を知らせますが、【物事の先読み】でみんなの行動パターンを読んで、みんなが同時に来るように、それぞれ違う時間を伝えます(笑)
凛々子:うまい(笑)
芽衣子:(笑)
真帆:(笑)
凛々子:すだめさんは1時間前に設定されると予想した(笑)
政司:そして、一度行った事のある場所なので迷わず案内できます。
SD:ふむふむ。一時成功要素は出しますか?
政司:【無意識に計画を立てる(一時成功要素)】ので、みんながはぐれそうなポイント(お店とか)の前を通らないようなルートを考えます。
凛々子:次は私が。
【こだわりの店サーチ】でマニアックな店のことをよく知っています。
駅前で【扇子】を持ち【ポージング】をして目立つことで集合が容易になります。
【背が高い】ので混雑の中でも目印になります。
【三白眼】で睨みをきかせることで、通行人を避けさせます。
【こだわりの熱いトーク】で店主のココロを動かし、特別料理を注文できます。
芽衣子:(笑)
真帆:凛々子さん、駅前一番乗りですか。
早瀬(観戦中):扇子を持ってイ○ミ先生の「シェーッ」でひとつ。
三白眼使わなくても通行人は避けます(笑)
真帆:いやいや、ここはジ○ジョ立ちで(笑)
凛々子:ジ○ジョ立ちは、やりそうな(笑)
一時成功要素は、【冷静を装う(一時成功要素)】ことで道を間違えてもみんなを動揺させません。
政司:ってか、僕が、みんなが道を間違えないように頑張っているのに(笑)
SD:それでも間違えるのか(笑)
凛々子:「先輩、ここ、こっちですよ」「いやねぇ分かってるわよホホホ」
ね、冷静、装ってますよ?(笑)
早瀬:これは扇子必須だ(笑)
芽衣子:そういう扇子か(笑)
SD:では、【モバイルPC】【敬語】【物事の先読み】【こだわりの店サーチ】【扇子】【ポージング】【背が高い】が抽出されました。
成功です。残り難易度は10です。
お店に到着した一同。
真帆:「そういえば岡嶋君、参加者はこれだけなんですか?」
凛々子:清水さん来ているはずですよね。参加者5人かな。
政司:「はい。5人ですよ」
真帆:幹事は岡嶋君?
政司:清水さんの筈…
SD(亜里紗):「こんなところにお店があるなんて知らなかったなあー」
と清水さん。
芽衣子:テラ無責任(笑)
真帆:「居候が着いてこようとしていて、巻くのが大変だったんですよ」
SD:そら、そうだろうなあ。
政司:「それは大変でしたね。」
言いながらよく分かってない。
早瀬(観戦中):「(電話で)教師そんなに暇じゃな〜い!」
真帆:「あら、早瀬から電話が」
早瀬(観戦中):「あんた! 新居の片付けも終わってないのに、何のうのうと新年会(後略)」
真帆:「電源を切っておきましょう」ぷち。(笑)
芽衣子:(笑)
政司:(笑)
真帆:「他の方はどうしたのかしら…」
SD:志真は忙しいのかな…
凛々子:志真さんはなぜか現場にいると予想(笑)
政司:首謀者ですから。
早瀬(観戦中):扉をがらっと開けたら、「こんな事もあろうかと思って」と志真さんが仁王立ちとか?
SD:じゃあ店の前に来ると黒塗りのリムジンが止まってる。
そんなこんなで店についた、と。
芽衣子:さて、どうしよっか…
政司:お店に着いたところで仕事を終えた気になってます。
凛々子:「今日は良い仕事したわ♪」
政司:後はお任せしますって感じで、清水さんを見ます。
SD:芽衣子、凛々子、真帆、政司、清水さんの5名と、呼んでないのに志真お嬢。
SD(志真):「さて、ではみなさん、席についてください?」
政司:「あれ、北遠野さん…」
芽衣子:「なんであんたが仕切ってるのよ」
何となく相性悪そう(笑)
SD(亜里紗):「あー。志真さんのこと忘れてたよぅ。えへへ」
SD(志真):「まったく、そんなことだろうと思いましたわ」
SD:で、ひそかに亜里紗の独断によって、皆さんの席順が決められております。
どこに座らされたか決めてください(笑)
政司:(笑)
凛々子:(笑)
真帆:(笑)
芽衣子:なぜか亜里紗のお隣に。
SD(亜里紗):(にぱー、と笑顔)
真帆:なぜか下座に。
凛々子:すだめさんと亜里紗の向かいに。
政司:隅に座ってたいのに、何故か真ん中に。
凛々子:「さて、皆さん。このお店は隠しメニューが多いので、食べたいもの、飲みたいものを適当に頼んでくださいね?」(笑)
SD:なんだってー!
真帆:「お酒、一杯だけ飲んでみますね」
と、いかにもな怪しいお酒を注文(笑)
SD:「あいょ。『飛び野郎』ね。ストレートしかないけど、いいかい」
真帆:「予想外に強いお酒みたいですねぇ」
と、「ぼく、よっぱー(略)」モードになります(笑)
SD:あらら。出来上がってしまった…
政司:こっそり店長特製のジュース飲んでます。
SD:といったところで質疑応答開始。
次の手番は真帆さん。
真帆:では…変な料理? を注文する難易度は?
SD:注文するだけなら難易度1。
隠し料理を頼むなら3。完食したいとしたら…どうなるかね。
真帆:料理とお酒の注文は一つの行動になりますか?
SD:「隠しメニューを頼む」とまとめてしまってよいかも。
政司:あれ? 予約時点で料理は決めてあったような…
凛々子:コース料理で満足するようなチームじゃないですよ(笑)
真帆:凛々子さんが隠しメニューある、って言ってるから(笑)
SD:「隠しメニューを作ってくれる体制でいる」のが特別予約なのでは。
政司:確かに(笑)
真帆:宴会を楽しむために、酔いを少し覚ます難易度は?
SD:ほう。それは難易度2としましょう。下戸だもんね。
真帆:宴会芸はどうしよう…
凛々子:それはすだめさん担当ですよね。
しかしここで緊急事態。
芽衣子:うーん、宴会が始まってしまったな…
リアルでプレイヤーの頭痛がひどいのです…ネタは考えてあるんだけど…
芽衣子のプレイヤー、体調不良のため、惜しまれつつも大事を取って退出することになった。
対応として、内容に即してM*を変更することに。
SD:M*を変更しますね。難易度も変更し、さらにこれまで削った分を引きます。
M*隠れ宴会を開催して、宴会メインイベントが始まるまで座を暖める 難易度 残り5
芽衣子:何ーぃ! メインイベントなのか…(笑)
凛々子:「すだめさん、場を暖めておきました!」と言うヤツですね(笑)
ここで芽衣子のプレイヤーがログアウト。お大事に、芽衣子さん。
真帆:じゃ、行動。「隠し料理および酒を注文し、酔いを少し醒ます」。
SD:難易度は5になりますね。
真帆:成功要素に、【推理小説で培った推理力】を追加します。
SD:推理小説好きという設定を、以後キャラクター設定に加えてください。
その上でならOKです。
真帆:了解しました。加えますね。
【酔うと大声になる】ので注文しやすいです。
【メガネ】で店内を観察し、怪しいところを探します。
【推理小説で培った推理力】で、メニューを探し出します。
【湯のみ】で、水道水も飲みまくります(笑)
あとは…一時成功要素を追加したいところですが…
【もともとの酒量が少ない(一時成功要素)】ので酔いは醒めやすいです。
それと、怪しいお酒だったので思ったよりも【実はアルコール度数は低かった(一時成功要素)】で。
SD:抽出します。
【メガネ】【推理小説で培った推理力】【湯のみ】【実はアルコール度数は低かった】が抽出されました。
【もともとの酒量が少ない】は【下戸】と相殺するので抽出されません。
…1足りないね。
真帆:中間判定だとどうなるのでしょうか?
SD:難易度3が削れて、酔い覚ましには失敗だね。
料理は頼めますよ、変なのが、じゃんじゃんくるんじゃないかね。
凛々子:じゃあサイコロですかね。
真帆:振ります。
SD:今、成功要素が4個抽出されてますので、「サイコロ1個+6」「サイコロ2個+4」「サイコロ3個+2」「サイコロ4個」のいずれかで10以上出れば成功。
ただし出目に1が1個でも混じってたら失敗ね。
真帆:サイコロ2個でやってみますか、思い切って。
SD:出目に1が出なければだけど、期待値で成功か。どうぞ。
真帆:(ころころ)
ころりん:《出目は6と2です》
早瀬(観戦中):いった。
真帆:足して12。ギリギリだ…
SD:グリッドロール(出目に6が出た場合、さらにサイコロを振って出目を加算できる)する?(にやにや)
真帆:しませんよ(笑)
SD:成功しました。
凛々子:おお〜!
SD:じゃあ、じゃんじゃん変な料理と酒が届いて、大騒ぎです。
真帆:まるでリアル忘年会みたいに?(笑)
凛々子:宴会っぽくなってきた〜。
早瀬(観戦中):焼酎『いちころ』とか。
SD(志真):「なんですの! この○○××の姿煮とかいうのは!
こんなもの料理じゃ…」
SD(志真):「むぐ! むぐぐぐ」
真帆:「こんな料理、初めて……」
凛々子:「いいこと、志真。
帝王学を極めると言うのは、このような料理を極めてこそなのよ!」
SD:説教上戸だー!
真帆:(笑)
凛々子:こだわりのツボに(笑)
早瀬(観戦中):帝王学的には山海の「珍味」は一通り食べておくべき、ですか?
凛々子:ですね(笑)
単に珍味を味わわせたいだけですが(笑)
真帆:「もう飲めないですよ〜」(すだめさんに強引に酒を勧められ中)
そして水を飲みまくる真帆さん。
SD(亜里紗):「にゃははははは。真帆さん顔まっかー」
真帆:「清水さんもー」
SD(亜里紗):「あれー、真帆さんがぐるぐる6人に見えるよー? こんにちわー(手を振る)」
真帆:(笑)
SD:すだめさんなら、鼻血を抑えながら写真を撮っているのではないかと。
凛々子:「そんな飲み方じゃダメ! お酒をちゃんと味わわないと!」
SD:…ってなところでとりあえずのヒキでいかがでしょうか。
凛々子:あい。いつかやるかもしれない真打ち登場編に、続く〜!
はたしてメインイベントがどんなものになるのか…それは、いつか語られるのかもしれない。
次回は、職場で起きる大事件に一同が巻き込まれる!