Aの魔法陣・間違った社員教育リプレイ
第8話
「脚なんて飾りです」と昔の人は言ったとか(前編)
ロボットコンテスト。
アマチュアの参加者たちがあらかじめ決められたレギュレーションに従い、知恵を尽くして作り上げたロボットで、技術を競い合う競技会だ。
迷路を抜ける速さを競う競技や、ボールや箱を集める速さを競う競技、サッカーを模したルールで得点を競う競技、大道芸を披露して面白さを競いあう競技など様々な競技が存在する。
また、ロボットの形態も、車輪で移動するもの、2本足で移動するものなど様々だ。
テレビ番組で取り上げられることもあるので、ご覧になったことのある方もいるかもしれない。
今回取り上げる競技は、多脚歩行するロボットを操縦し、約2m四方、大小様々な起伏・障害物の配置された競技フィールド内で、1対1の激しい格闘戦を行うコンテストだ。
このコンテストにおいて、ロボットは、脚で歩行しなければならず、車輪で走行することは禁止されている。
そして、「腕」と呼ばれる、様々な攻撃機構を駆使して、敵をひっくり返したり、競技フィールドから突き落としたりして行動不能にできれば、柔道などで言う「1本」を獲得できる。
ただし、相手を故意に破壊するような攻撃は禁止されている。そのため、参加者はアイデアを絞って脚機構と攻撃機構を設計・製作するのだ。
参加資格に制限はないため、親子連れから学生、社会人、果ては一線級の技術者までもが一堂に介して、ハンデ無く平等に覇を競う。
一瞬の判断が勝敗を分けるド派手でスリリングな試合は、まさにバトリングタイプの競技会の中では最高峰のひとつと言えるだろう!
実はこの競技。参加プレイヤー全員が、過去に趣味で観戦、あるいは参加した経験があり、なじんでいるネタなのだ。
しかし…どう料理したものか? と、SDは裏であーでもないこーでもないと頭を捻っていた。
イベント表用意したり、試合のルール用意したり(付録1)、いろいろな下準備をしているうちに…いよいよ開始時間が近づいてきた。
政司のプレイヤー:キャラはどうするんですか?
SD:どうしましょう。
政司のプレイヤー:「間違った社員教育」シリーズだと、そのままロボットコンテストに出場するのは難しそうだなぁと思ったんですけど。
SD:「プレイヤーと同一存在」のキャラで行ってもいいです。どちらでもできますよ。じゃあ、同一存在でやるか「社員教育を(略)」キャラでやるか、投票してくらさい。
芽衣子のプレイヤー:なるほど…キャラ選択ね。
真帆のプレイヤー:せっかくだから赤い扉……じゃなかった、「社員教育」キャラでやるのに一票。
凛々子のプレイヤー:悩みますね。社員教育だとはっちゃけられるんですが(笑)
ロールにちょっと処理能力喰われますね。
でもどうせなら社員教育でいきますかね。「社員教育」に一票。
導入とか難しければ、同一存在でも全くOKですが…。
真帆のプレイヤー:同じく。
凛々子のプレイヤー:難しいのはそこでは無いんですかね。
SD:うん。難しいのはどっちかというと大会を表現するところで…。
いろいろ頭を捻ったんですが、ゲームのルールが難しかったらごめん。
凛々子のプレイヤー:サポートしますよ。
芽衣子のプレイヤー:キャラ的にはどっちでやりたい?
政司のプレイヤー:どっちでもいいですよ。
芽衣子のプレイヤー:私は決めかねてるかな。
政司のプレイヤー:プレイヤーと同一存在だと、自分が実際に作った機体と同じもの以外作らなさそうだから、それはそれでやりにくいです。
芽衣子のプレイヤー:(笑)
政司のプレイヤー:でも岡嶋君は文系なので、それもそれでやりにくいです。(苦笑)
芽衣子のプレイヤー:今から謎スキルを考えるんだ!
凛々子のプレイヤー:岡嶋君は(ひとりだけなら)まっとうなマシンを作りそうですね。
芽衣子のプレイヤー:「ひとりだけなら」って(笑)
SD:えと。どうしましょうか?
芽衣子のプレイヤー:社員教育組でいいんじゃないでしょか。
SD:じゃあ、それで行きましょう。
いつもの会社員メンバーで大会に挑むことになった。
はてさてどうなりますことか。
SD:では、「参加しよう」と思いついてしまった不幸な人は誰にします?
凛々子:え、社員研修とかでいいのでは?
政司:僕じゃないですね…。
真帆:清水さんに1票(笑)
芽衣子:清水さ…
SD:ええええええええ(爆笑)
政司:(笑)
凛々子:(笑)
芽衣子:ソレはないよなぁ(笑)
凛々子:いや、アリかと(笑)
芽衣子:もっと嫌な動機(ガチで燃えてる理系メガネ男子軍団をひと目見たいと、すだめさんがご所望……)を思い付いたけど、やめておこう(笑)
SD:清水さん言い出しっぺ案、面白すぎるので採用します。
ある日のこと。
清水亜里紗が、新聞の切り抜きを持ってやってきた。
「すだめさんー、これ出てみませんかぁー」
SD:新聞には『ロボット競技大会 参加者募集中』とあります。
SD(亜里紗):「勝てば30万円なのですよー」
「ここんとこサインしてくださいー」(と参加申込書を指し示しながら)
一同:(笑)
芽衣子:ちょ(笑)
凛々子:いきなりサイン(笑)
芽衣子:「……何これ?」
SD(亜里紗):「うふふー。いいものですよぅ」
芽衣子:「いいもの……あなたが言うと恐ろしいわね」
SD(亜里紗):「となりの部署から聞いてきたんですー」
「これがあーしてこうすると、30まんえんになるそうなんです」
芽衣子:「っへーーーー。30万円……」(最近お金がない)
政司:まだ自分に関わると思ってないので、見て見ぬふりしてます。
芽衣子:「って、何だか難しそうじゃない?」
ちらっと読んでみました。まだ大会ルールとかは知らない。
凛々子:「でも30万円あれば……」
SD(亜里紗):「あれ? あーしてこーすると30まんえんかかる、だったかな……まあいいや」
(ロボットによっては、そのくらいお金をかけて作られているそうですが…)
芽衣子:「まてい(笑)」
SD(亜里紗):「わたし的には、副賞の食べ物とか、いいなあーとか思うんですぅ」
真帆:副賞が正義です(笑)
凛々子:お米とかありますからね。
真帆:お酒はあったっけ?
芽衣子:(メガネ男子が集まりそうでちょっと興味が出てきた)「……メンバーどうするのよ?」
SD(亜里紗):「とりあえず、欄を埋めないといけないんですよー」(参加者記入欄を指し示して)
芽衣子:「ふむ…」
SD:じーっっとフロアを見渡して眺める清水さん。
真帆:目が合ったので机の下に隠れてみます。
政司:見ないふり見ないふり…。真面目にお仕事してるふり。
芽衣子:「亜里紗、あなた岡嶋君オトしてきなさい」(笑)
SD(亜里紗):「わかりましたぁ」
とことこと岡嶋君に近寄って…
「岡嶋さぁーん」
政司:「…なんですか?(汗)」
SD(亜里紗):「スキルアップしてみたくないですかぁ」
芽衣子:すきるあっぷ(笑)
政司:「いえ、僕は今の仕事で充分スキルアップしてますから…」
SD(亜里紗):「おとなりの部署が、なんか研修のいっかんとかなんとかで、コンテストに出るそうなんですよー」
政司:「へぇ。それはちょっと気になりますね」
SD(亜里紗):「仕事で賞金稼ぐなんていい度胸ですよねえ。
だから岡嶋君もいっしょに出場して、出世に近づきましょう」
政司:「え?」
凛々子:『だから』のつながりが(笑)
政司:「なんで僕が関わるんですかっ」
芽衣子:(笑)
メンバー何人だっけ? 4人だよね?
この競技会は、4名で参加することが義務づけられているのだ。
政司:すだめさん、凛々子さん、真帆さん、僕と清水さん…1人余りますね。
SD:清水さんは名前書いてない。
芽衣子:なにぃ(笑)
SD:というか、清水さんが参加申込書に名前を書いたとして、チームが勝てるとでもお思いなら理由を述べてごらんなさい?(笑)
真帆:清水さんは参加しないで応援するタイプですよね(笑)
SD(亜里紗):「これ楽しい(らしい)ですよー?」(かっこのところは発声しない)
政司:「うーん、でも仕事じゃないですよね」
渋い顔して、周囲をちょっと見回します。
凛々子:「大丈夫、お父様に言って仕事にしてもらうわ」
肩をポンと。
忘れているかもしれないが、凛々子の父は、資材部の部長である。
前回、そう決まった(笑)
政司:「…」
芽衣子:はう(笑)
真帆:しょっけんらんよう……(笑)
政司:(この会社、大丈夫だろうか)
芽衣子:凛々子さんは、もうサインしてるのかしらん?
凛々子:もう、さらっとしてあります。
芽衣子:では。
「真帆、真帆。ちょっとお願いが」
真帆:「何ですか?」
芽衣子:「貴女の灰色の脳細胞が無いとどうしようもないの」
古いネタだが(笑)
真帆:「え、何か事件ですか?」
芽衣子:「ええ、事件よ」
真帆:「血なまぐさいのは嫌いなんですけど……」
芽衣子:「大丈夫。誰も死なない……と思う」
真帆:「なら良いわ」
芽衣子:「真帆、色々ボランティアとかしてて、テント張ったりとか、働くの得意でしょう?」
真帆:「ええ、ひと通りのことは……」
芽衣子:「多分、私達のなかで一番頭もいいし…」(さり気なく辺りを見渡してみたり)
「だから、お願い。これに出て欲しいのっ」
と真っ正面から口説いてみます。おだて作戦(笑)
芽衣子:きっと不幸な真帆さんは、おだてられるのに慣れていない!
凛々子:戦略家だ(笑)
真帆:じゃ、おだてに乗ってサインしてしまうということで(笑)
「そこまで言われたら断れませんね」
政司:(笑)
芽衣子:「ありがとうっ! 助かるわぁ」
っと頭を下げたすだめさんの唇の端が、くくっと持ち上がる。
SD:じゃあこれでメンバーはそろいましたね。
メンバー集めのフェイズは完了。
次は参加申込書を作る作業だ。
SD(亜里紗):「実はー、あともうひとつ、なんにも書いてない紙があってー、これも書かないといけないみたいなんですよぅ」
真帆:「関係者の似顔絵でしょうか?」
政司:「何ですか…?」
SD(亜里紗):「えーと、ろぼっとの……すけっち?」(書類審査用に提出するロボットのアイデアスケッチ用紙を示す)
政司:「ロボットですか…」
真帆:「ア○○を見に行かないと行けませんね……」(既存のロボットのスケッチと勘違いしている)
凛々子:「これは……作る予定のロボットの絵を書いて、審査してもらうってことかしら」
この競技会、実はとても人気で、毎年、受け入れ可能人数を大幅に上回る参加申し込みが殺到する。
そのため、「作ろうと考えているロボット」について計画書を実行委員会に提出し、その内容がルールに合致していること、実現性が十分にあることなどを示して、書類審査を通過しなければならない。
書類の内容が不十分だと、予選参加のために予備予選競技で勝ち残る必要が生じることもあるし、ひどい場合は書類審査の時点で落選する場合もある。
政司:机に向かったままだったので、ネットでちょっと検索して過去のマシンの画像出してみますね。
真帆:そして出てくる変な形のロボットたちに衝撃を受けたりして(笑)
M*1実行委員会にアイデアを提出して審査を通す 難易度2
SD:最初のお題は、「実行委員会にアイデアを提出して審査を通す」難易度2です。
ここでいったんタイムアウトをとって、みなさんの登録成功要素と、申込書に署名した役職を決めてください。
役職はリーダー、ドライバー、メカニック、エレキとあります。
リーダーは、もちろんチームをまとめるリーダー役ですね。
ドライバーは、大会で実際にマシンの操縦をラジコンで行う人です。
メカニックは、ロボットの機械部品関係の製作・組み立ての責任者ですね。
エレキは、電子回路の製作・配線の責任者になります。
今後出てくるM*について、役職に関連しそうなものを解決することを要求されると思ってください。
政司:役職どうしましょうね。リーダー、すだめさん?
芽衣子:だと思われ。
政司:リーダー以外は誰が何でもいいんですよね…実質。
真帆:ドライバーは凛々子さんが向いていそうな気が(笑)
凛々子:そんなことは(笑)
政司:(笑)
真帆:真帆さんと岡嶋くんは裏方っぽい雰囲気が(笑)
凛々子:むしろドライバーは岡嶋君が押しつけられそうな(笑)
政司:えー(苦笑)
芽衣子:(笑)
凛々子:後ろから、うるさ方に色々言われるのです(笑)
政司:…あるかも(笑)
芽衣子:うわ…似合う……(笑)
真帆:じゃー、ドライバは岡嶋君で決定にしましょう(笑)
相談の結果、リーダーが芽衣子、ドライバーが政司、メカニックが凛々子、エレキが真帆に決定した。
SD:成功要素は1人5個まで登録できます。
真帆:大会を通じて、同じ成功要素ですか?
SD:試合当日頭に、必要であれば1回再登録できるよう考えてます。
真帆:今回、顔や外見に関する成功要素は使わなさそうですよね。
ドライバーには必要かもしれないですが(笑)
芽衣子:最後の一つが決まらねぇえ。
凛々子:同じく。運動系で取った方が良いのか、実技で取った方が良いのか。
芽衣子:よし、真帆さんの発言に真っ向から逆らう方向性で行くぜ。
リーダーは存在感が勝負。
政司:(笑)
凛々子:流石リーダー(笑)
芽衣子:【OL擬態】【黒髪ストロング】【背が高い】【漫画描き】【ヘアピン】。
政司:私は【物事の先読み】【筋肉質】【機敏】【無意識に計画を立てる】【モバイルPC】にします。
凛々子:【優等生の話し方】【こだわりの熱いトーク】【ポージング】(観客アピール)【こだわりの工具】【マイカー】にします。
マイカーはジム○ーみたいな、荷物も運べるやつで。
真帆:とりあえず、4つですが。【メガネ】【DIYショップのポイントカード】【テーブルタップ】【ワンセグケータイ】にしてみます。
DIYショップは、要するにハ○ズね。あとひとつは空欄で。
SD:全員オーケーです。
みんな、成功要素の登録も手慣れてきたねぇ。
SD:じゃあ、まずは書類審査用書類の提出ですね。先ほど提示しましたとおり、難易度2です。
芽衣子:はい。
真帆:ほい。
政司:誰の番、ってやらないんですか?
SD:ここは基本的にはリーダーの作業、と考えてますが、協調作業として手伝うのも可能です。
芽衣子:なんと。そうか、今回、M*が何度も出る?
SD:そうです。さすがに2で終わりはないですねー。
総M*数は状況と展開によって変わるので不定です。
芽衣子:ここで2人が書類提出のために成功要素を提出したら、もう後のステップは3人でやるしかないってこと?
SD:大会までの長い期間を扱うのでその制限はありません。
いつでも協調行動可です。協調すること自体に無理がなければ。
芽衣子:ふむ。
真帆:書類書きを全員でやるという手もあるのですね。
つまり、今回のセッションは、作業の進展1段階ごとに1ターン、手番は明確化しないマルチターン・マルチゲームセッション、ということになる。
SD:では質問開始。
芽衣子:設計が決まったとして、それを絵に描く難易度は?
SD:難易度1ですかね。
芽衣子:了解。
政司:過去の大会の参加マシンから作りやすそうなのを探してきて、その機構を解明する難易度は?
SD:難易度1かなあ。
真帆:過去の優勝ロボットの作り方を書いた本(実在する)を見つける難易度は?(笑)
政司:(笑)それは後で、ロボットを作る難易度が凄い上がりそうな。
芽衣子:(笑)
SD:難易度1程度かね。
芽衣子:割に簡単そうだね。
真帆:本の丸写しにならないように構想図を仕上げる難易度は?
SD:それはさっきの2つをあわせる感じなので難易度2かな。
では、成功要素提出をお願いします。
凛々子:基本的には描く方と調べる方で、1つずつでいけますかね。
芽衣子:じゃあ。
「描くのは私がやるから、どんなのにするか考えましょう」
真帆:「ちょっと検索エンジン宰相に聞いてみますね」
アイデア出しもM*に含まれるのだろうか……
凛々子:「参考にするなら、ちゃんとした物を調べた方がいいわよ」
芽衣子:真帆さん、設計系の成功要素、出せる?
真帆:出せないです。向いている人が設計しないと(笑)
芽衣子:うえっ。だーれーかー(笑)
SD:(一応失敗した場合のことも考えてあるですよ)
政司:設計はしないですけど、それっぽいマシンからアイデアを盗んでくる事なら出来るかもしれません。
芽衣子:うん。それで丸パクリで行こう(笑)
岡嶋君お願いできる? 描くのは私が。
政司:じゃぁ「大会の過去のWWWページとか、参加者の個人WWWページとかから、真似しやすそうなマシンを見つけて、機構が分かる程度の簡単なスケッチを作ります」。難易度は?
SD:難易度は2。
政司:はい。
芽衣子:真似しやすそうなマシンを見付けるだけでもいいかも。
政司:説明文書く仕事が残るかな…と。
それは他の人にやって頂こうかと思ったのですが。
真帆:たしかに説明文、本物の申込書にはあった気がします。
政司:ラフスケッチまでしか描かないので、それを清書して機構の説明して貰わないと。
芽衣子:難しく考えることはない!
「M*実行委員会にアイデアを提出して審査を通す 難易度2」っていうこの文章さえ満たせばいいはずだ(笑)
凛々子:つまりとにかく絵になっていればいいのですよね(笑)
芽衣子:うむ。
政司:(笑)じゃぁ、真似しやすそうなマシンを探します。
その写真見せて後はよろしく、で。
SD:あい。成功要素を提出してください。
すだめさんもそれを受けて絵ぇ描くなら提出よろしく。
芽衣子:あい。
政司:使いやすくカスタマイズされた私物【モバイルPC】を使って、ネット漬け生活で培った【必要な情報を見つけ出す技能(一時成功要素)】を駆使して、マシンの写真や説明文を集めます。
【物事の先読み】で、実際に絵を描いたり作ったりしやすそうなマシンを選び出します。
芽衣子:岡嶋くんの資料を参考に、【手慣れたデジタル原稿環境(一時成功要素)】【自宅にハイスペックPC(一時成功要素)】で簡略化した機構図と説明(吹き出しレイアウトで)を描きます【漫画描き】。
SD:【必要な情報を見つけ出す技能】【手慣れたデジタル原稿環境】【漫画描き】が抽出されました。
成功です。書類審査、無事通過しました。
芽衣子:あいー。
SD:予備予選(書類審査でイマイチと判定されると、予選の前に予備予選競技に参加しなければならないのだ)も回避できました(笑)
政司:(笑)
凛々子:おお〜(笑)
政司:審査通過の連絡が来るんですね。
そして、大会の予選トーナメント組み合わせ抽選会が、このタイミングで行われる。
SD:ということで、予選の組合わせ抽選運を占いたいのでサイコロ1個振ってください。
芽衣子:(笑)
政司:ここはリーダー?
芽衣子:清水さんにはおねがいできないよなあ…
SD(亜里紗):「えー? 私が引くんですかー? くじ運悪いんですよー」
真帆:「大丈夫よ、私は怒らないから」
芽衣子:ううーん。やっぱり、暇そうな凛々子さんにお願いしようかしら(笑)
凛々子:あ、良いんですか?(笑)
芽衣子:どぞ(笑)
SD:じゃあ凛々子さん? サイコロ振ってちょ。
凛々子:「仕方ないですわね(嬉しそうに)」
ではでは。組み合わせのくじ、引きます。(ころころ)
ころりん:《出目は2です》
凛々子:今ひとつ(笑)
真帆:数が多い方が良いのか(笑)
SD:2かー。
(表を見て)なんか、同じトーナメントに強そうな団体が入ってるよー。
政司:はぅー。
SD:って、初参加の皆さんに、それがわかるかどうかわかんないですが。
政司:(苦笑)前回優勝チームとかですか?
SD:そこまでではないですね。もし1だとそうなってたかも…(笑)
凛々子:死ですか(笑)
真帆:じゃあ、アイデアの参考にしたチームとか(笑)
芽衣子:参考にしたチームが入ってるのは面白いなぁ(笑)
SD:じゃあそれ採用で。
凛々子:「や、やる気がでて良いわよね?」
政司:「大丈夫、相手が強かったら、僕たちのも強いかもしれないってことですから」
芽衣子:「後発が有利と決まっているものよ」
いよいよマシンの製作に入るわけだが…
この競技に用いるマシンは、既製品を買ってくるだけで完成するものではないので、参加者は材料を調達したり、それを加工して部品を作ったり、工夫して組み立てたりする必要がある。
SD:さて、本当の大会では、この時点で当日まで残り何ヶ月だっけ。
政司:組み合わせ抽選会は…6月くらいでしたっけ。7月?
SD:だいたい残り3ヶ月ってとこですね。
政司:もう作り出していないといけませんね。
SD:このゲームでも、予算と延べ作業日数でマシンのおおまかな強さが決まります。
政司:(笑)
芽衣子:(笑)
政司:あんまり現実と合って無くもないところが何とも(苦笑)
真帆:予算は凛々子さんの懐具合で決まりますか?(笑)
凛々子:いえ、うちのパパの懐具合です(笑)
政司:そういえば仕事にされちゃってたんでした。
SD(亜里紗):「えー。私はできるだけお金かけないほうがいいと思うですー。
分け前が減るじゃないですかー」
凛々子:清水さん、分け前受け取る気だ(笑)
一同:(笑)
SD:とりあえず、研修用の消耗品費としては10万ほど提供されるようです。
政司:普通のマシンを普通に作るなら、それだけあれば余裕な気がしますが。
(プレイヤーは実際の大会に参加経験あり)
…でもこの中で、誰も機械工作できませんよね…。
SD:そうね、そのぶんどうしてもお金はかかるねえ。
真帆:10万しかないと、加工屋さんに発注できないから自分で作るしかないと思います。
凛々子:いや、機械工場のおじさんを知り合いにすればいいのです!
あるいは元になったチームにお金を払って作ってもらうとか(笑)
政司:この人達の会社って、何屋さんなんだろう。
メーカーだったら、試作部隊が居そうですけど。使えるかはともかく。
真帆:試作部隊に頼んでも金かかりますよ。
しかし、お金があっても一筋縄では完成しないのが、この手のコンテストのお約束である。
SD:では、作る過程のイベント表を見ますから、サイコロを2回振ってくださいー。
誰でもいいですよ。
凛々子:私はころりんと相性が悪いですね(笑)
政司:じゃぁ僕が。(ころころ)
ころりん:《出目は1です》
芽衣子:(笑)
政司:…はっ。
SD:ぶっ。すごい目だな!
(表を見て)「アイデアを実現するためにとても入手困難な部品がある。入手難易度4」
芽衣子:はい、もう一回。
政司:(ころころ)
ころりん:《出目は2です》
芽衣子:…
SD:呪われてるナー。
政司:…今日のころりん駄目。
真帆:……
SD:(表を見て)「製作中に困難なトラブルが起きる。難易度3」
凛々子:ハマリですね〜(笑)
真帆:なんか神の手がある気がするなー、ころりん。
SD:…とにかく、合計7を突破すれば、マシンが完成だ!(笑)
凛々子:部品入手ですか。
芽衣子:合計7(笑)
M*2マシンを製作する 難易度7
SD:ここはメカ・エレキ責任者が取りまとめてもらえるとよいなあと思っています。
このあと操縦練習フェイズが控えているドライバーさんのためにも、完成させてあげてください(笑)
真帆:協調行動しないと難しいなぁ。
政司:あー。
芽衣子:どうしたろう、どうしたろう。
政司:真似しやすそうなマシン探したってところで前提変換かかりません?
SD:うん。そうですね。かかりますね。
じゃあここから質疑にしましょう。
前提変換ですが、難易度7から5に下がりますね。
政司:そもそもマシン作る難易度が入っていないみたいなのが不思議です。
SD:この難易度が、困難を乗り越えてマシンを完成させる難易度と見てください。
真帆:みんな見事にマシンを作るための成功要素が入ってない(笑)
凛々子:工具だけはもってます(笑)
SD:成功要素不足とか難易度の高さについては、なにか絡め手を使ってください…
真帆:「そういえばボランティアで工場の手伝いをしたことが……」
としてみてよいかな(笑)
SD:入手についての解決と、製作についての解決で突破してもいいと思います。
専門家ではない以前に、実作業にあまり向かないキャラクターが集まってるもんねえ。
でも、こんなときは、やりやすい土俵に持ち込んだらいいのだ。特にAの魔法陣では。
凛々子:うーん。真帆さんはDIYショップのポイントカード持ってると言うことは、DIYショップに良く行くと言うことですよね。
芽衣子:なるほど。
凛々子:DIYショップの店員さんはキット物知りのハズ。
真帆:ですね。
凛々子:DIYショップの店員さんに話を聞くことで部品入手、製作双方に前提変換掛かりますでしょうか?
政司:なるほど。
凛々子:…ついでにDIYショップは遠いし、買った部品を乗せるでしょうから、マイカーで送ります(笑)
SD:入手についてには前提変換がかかって難易度が4から3になりますが、製作については現状が下がる限界いっぱいですね。
凛々子:了解です。
芽衣子:素晴らしい。ハ○ズパワーは偉大。
政司:買い出しは誰が行きます?
真帆:ポイントカードを持ってる私は確定でしょうね。
凛々子:では、マイカーを出す私と真帆さんは部品調達組ですね。
芽衣子:凛々子さんがマイカーを貸してあげれば、誰か他の人が運転しても良いのではないかしら。
凛々子:あ、そうか。貸す手もありますね。
真帆:でも清水さんだと事故起こしそう(笑)
凛々子:それは断固拒否で(笑)
政司:はっ、製作の困難ってそれですかっ(笑)
SD(亜里紗):「うふふーわたしも手伝うのですよー」
芽衣子:清水カーは断固拒否(笑)
凛々子:DIYショップの店員さんと熱いトークで話をしたいので、付いて行っても良いですか?(リアルで最近行ってない…悲しい)
真帆:なじみの店員を凛々子さんに紹介すればいいのか、そうすると。
芽衣子:うぐ。取りあえず私は購入組かな。交渉能力しかないので(笑)
政司:3人が材料調達に行くとすると…製作は残り、僕1人ですか?
凛々子:このままだとそうなりますね(笑)
政司:無理です(笑)
凛々子:なんか泣きながら作業している岡嶋君が想像されました(笑)
真帆:荷物持ちにも筋肉質な岡嶋君が(笑)
政司:荷物持ちも力仕事もやりますけど。
凛々子:岡嶋君カワイソウ。工具を貸してあげよう(笑)
政司:(笑)
みんなひどい。
でも、その様子をちょっと見てみたい気がしてしまった(笑)
とはいえ、期間は数ヶ月と余裕があることなので、同時平行で分担しなければならないわけではないのだ。
成功要素提出にも関わるし、ここで助け船を出すことにした。
SD:1日で実行するわけじゃないから、それぞれ、両方手伝っていいと思いますけどね。
凛々子:あ、なるほど。じゃあ全員でDIYショップ行きましょうか(笑)
政司:そうしましょうか。
凛々子:成功要素の提出ですが、調達作業と製作作業で分けるんでしょうか?
SD:分けないで出してもらって、こちらでどっちにどれだけ作用するか判断しますよ。
凛々子:了解しました。
真帆:では提出します。
【DIYショップのポイントカード】を作るぐらいの常連さんなので、馴染みの店員を凛々子さんに紹介できます。
【ワンセグケータイ】を使って、ブラウザで製品の画像などを店員に見せられます。
【モデラー】を空欄の成功要素に追加して提出します。
干渉した部品のすりあわせができます。
SD:成功要素の追加登録OKです。抽出はまとめてやりますね。
凛々子:DIYショップまでは【マイカー】で行きます。
【ポージング】で忙しそうにしている店員さんに気づいてもらい、【優等生の話し方】でDIYショップ一番の職人さんを呼んでもらいます。
【こだわりの熱いトーク】で職人さんの共感を得ます。
【こだわりの工具】でネジ穴にドライバーが届かないなどの設計のミスをカバーします。
こんなもので。
芽衣子:うますぎる(笑)
SD:(笑)
うまいな。
凛々子:真帆さんのDIYショップカードが突破口です(笑)
政司:(笑)
真帆:製作用がないなぁ(笑)
政司:今考えてます。
芽衣子:【OL擬態】で仕事の依頼を綺麗にまとめます。
【細い指(一時成功要素)】で、製作作業中、細かい作業が出来ます。
…このぐらいしか出せない…。
政司:【物事の先読み】で、買い出しに備えて図面やアイデアスケッチを持ってきます。
【筋肉質】で腕力あるので、圧入とか曲げ加工とかの力仕事やります。
【無意識に計画を立てる】ので、道具の下準備とか仕事の割り振りとかして、作業が円滑にできるようにします。
【機敏】なので仕事が速いです。
【根気がある(一時成功要素)】ので大量の肉抜きも涙をのんでこなします。
【理屈っぽく考える(一時成功要素)】ので、部品図を見た時に、組上がったらどうなるかをいちいち考えてしまうので、部品が干渉して動かないような設計になりません。
SD:うわーん! 抽出が大変!(笑)
政司:すみません(苦笑)
凛々子:なんか岡嶋君が優秀すぎる(笑)
真帆:万能だなぁ、岡嶋君(笑)
政司:全力投球しちゃいました(苦笑)
ひとりで作らされそうになったもので…
芽衣子:大量の肉抜き(笑)
凛々子:きっと大会終わったら試作部から引き抜きの依頼が(笑)
政司:(苦笑)
凛々子:「君。良い体してるね。試作部に入らないか?」とか(笑)
SD:【物事の先読み】【ワンセグケータイ】【マイカー】【ポージング】【優等生の話し方】【熱いトーク】を抽出します。
部品調達が達成されました。
【DIYショップのポイントカード】については前提変換として作用していますので抽出しません。
【モデラー】【細い指】が抽出され、製作が達成されました。
ほかは2倍ルール(最大でも難易度の2倍までしか抽出されない)に基づきオーバーキルなので抽出してないです(笑)
が、みんな提出上手かった。
凛々子:わーい!
芽衣子:おお、できたよロボット(笑)
SD:すばらしくよく成功したので、以後のイベント発生時のサイコロの出目に+1できます。
真帆:良くできました(笑)
ゲーム的にはこれで次のイベントに進む流れなのだが、ひとつ大事なことを忘れていた。
真帆:そういや、ロボットの名前決まってる?
凛々子:名前付けないと。
SD:名前か。じゃあちょっと時間あげますので決めてください。
凛々子:清水亜里紗被害者の会、とか。
芽衣子:被害者の会て(笑)
真帆:清水さんがこっそり名前書き換えてたりして(笑)
すだめカ○タービレ(笑)
芽衣子:そういうベタなのは嫌だー(笑)
凛々子:普通に「しざい君1号」とかでいいですかね。
政司:いいんじゃないでしょうか。
真帆:賛成。
SD:じゃ名前は「しざい君1号」で。
ここで、マシンのゲーム的な強さを割りだすため、どのくらい手間暇・お金をかけて完成したマシンか決めることになった…のだが。
SD:予算は…余分に持ち出したりしてないんだよね。
芽衣子:どうだろう?
凛々子:多分無いかと(笑)
SD:では足回りまたは防御面について特徴的な要素を1つ、攻撃について特徴的な要素を1つ、上げてください。
ロボットの成功要素として試合時に使えます。
で、割と予算と時間をかけて作ったロボットになりましたので、成功要素4個分を各要素に振り分けることができます。
政司:うーん。入手困難な部品って何だったんでしょうね。
真帆:電動ドリルのモーターとか(笑)(実際の大会で攻撃用に用いられたことがあるのだ)
政司:僕も最初にそれを考えたんですけど…
今年の本当の大会は、アームのモーターも、指定された1種類のモータに限定されているのです。
真帆:変な大きさのアングル材とか。
仕組みはどうしたんだろう。足回りはムカデ足? 腕は今流行の無限回転タイプとか。
みんな本物に詳しいせいで、ちょっと脱線。
SD:詳細なメカニズムはともかく、高速移動するタイプなのか低速移動するタイプなのか、近接戦闘するタイプなのか遠距離戦闘するタイプなのか、を決めてください。
あとで試合をする際に意味を持ちますんで。
芽衣子:ぶっちゃけ、超遠距離攻撃に特化するか否かかな(笑)
政司:遠距離戦闘は無いですかね…。
…あ。とにかく長い腕だけ用意して突っ張るタイプなら、遠距離戦闘用でも作りやすいですよー。
芽衣子:適当な中高速の移動脚に、やりぶすま的に長い棒が並んだ突き押しアーム?
政司:あのタイプは作りやすいです。
SD:うぃ。じゃあそれで決めますか。
つまり長いアームに高速足? 操縦が大変そうだよぅ。
芽衣子:そんなに長くないんじゃなかったっけ?
政司:え、70cmくらいでしょう。
芽衣子:うお、そんなに長かったっか。
政司:そのくらい長くなきゃ相手に攻撃されちゃうじゃないですか。
SD:ルール的には遠距離攻撃が先手とります。
どちらも同じレンジのときは同時発生として判定します。
凛々子:ドライバーが頑張ってくれれば……
SD:ドライバーは誰だっけ。
政司:脚は、あんまり速いの作れないんじゃないかと思います。
真帆:ドライバーは岡嶋君でよかったっけ?
政司:はい。…やらされました。(笑)
凛々子:(笑)
真帆:(笑)
SD:ではマシンの特徴は、ロングレンジ突き押しアームと中速脚ですね。
政司:はい。
芽衣子:ういういー、そんなんですね。
SD:そうすっと、成功要素数の配分比は31かなあ。
政司:配分比とは?
SD:たとえば攻撃するとき、【ロングレンジ突き押しアーム(3)】を成功要素3個ぶんとして提出出来るってことです。
【中速脚(1)】は成功要素1個ぶん。
政司:ほぅ。…でも相手に攻撃されたら負けですね(笑)
SD:うわあ、ほんとだ(笑)
まあ、まだ車検もあるし…。
車検でロボットを変更しなきゃいけなくなるかもしれないんだよね。
このあたり、機構を詳しく決めなくてもタイプだけ決めれば遊べるようにはしておいたのだが、なまじプレイヤーが全員ホンモノに詳しいもんだから手こずってしまった(笑)
SD(亜里紗):「ちょっと動かしてみてくださいよぉ」
SD:次のフェイズは操縦練習です。
この競技では、マシンの操縦は、実行委員会に指定された無線ラジコン装置で、ドライバー登録された参加者が行うことと定められている。
自分たちで完成させた、この世に2つとないマシンである。
入念に練習しておかなければ、試合で活躍することは困難だ。
だが、製作に手こずって時間がかかってしまったりすると、操縦練習する時間がなくなったりしてしまう。
もちろん、今回の特製ルールでも、このあたりを再現しているの…だが。
SD:イベント表を見るのでサイコロを振ってください。
ロボットの製作がすばらしくうまくいったので、出目に+1されます。
政司:はい…(ころころ)
ころりん:《出目は2です》
SD:+1なので3ですね。
「操縦性に癖がある。操縦に慣れるのに難易度2」。
もし今回、中間判定や失敗になると、機体性能を生かし切れないことになって、機体能力が若干下がります。
政司:ころりん…1と2しか出ないんじゃないか?
真帆:試しに振ってみようかな。
芽衣子:(ころころ)
ころりん:《出目は5です》
芽衣子:…
真帆:(ころころ)
ころりん:《出目は4です》
政司:無駄にいい目を使わないでください(笑)
M*3操縦練習を行う 難易度2
SD:というわけで、岡嶋君ガンバ。質疑およびロールをお願いします。
政司:ちょっと待ってくださいね。
普通に作ってますよね…?
右のレバー倒したら左足が動くような細工している人居ないですよね?(笑)
真帆:普通じゃない作り方って何だ(笑)
芽衣子:清水さんが設計に入っていなければ。
政司:(笑)
真帆のプレイヤー(亜里紗):「はぅ、配線間違えちゃったー」
とかですか?(笑)
SD:今の状態は、構想通り完成してるけど、使いこなすのに慣れがいるということです。
政司:練習する時間って取れたんですか?
SD:決めてないです。
…とれなかったことにしてもいいですが?(ニヤリ)
政司:2、3日は欲しいですが…ホントの大会だと贅沢な話だなぁ。
でも、製作自体は思いっきり成功してるんですよね。
真帆:仕事としてやってるみたいだから余裕じゃね?
芽衣子:さすがに業務時間に練習するのはどうなんだ(笑)
政司:(笑)仕事としてロボットコンテストに出たって会社は知ってますけど。
SD:途中製作の成功判定でヘマをすればするほどスケジュールが押すというように考えてたので、この展開なら練習時間はとれたと考えていいと思います。
政司:じゃぁ、普通に時間を掛けて練習して難易度2を削ればいいんですね?
SD:はい。
芽衣子:おー。
真帆:おー。
SD:では成功要素提出に取りかかってください。
政司:完成するまで、電車の中で【モバイルPC】で過去の試合のビデオを見て、イメージトレーニングしながら自分が操縦したらどうしようかと【無意識に計画を立て】ていました。
さっきも出したけど【根気がある(一時成功要素)】ので毎日持ち帰って練習します。
SD:うん。あとはありますか?
政司:【運動関係に適応力が高い(一時成功要素)】ので、慣れないラジコン操縦も早く慣れます。
【機敏】に操縦をできます。
SD:これで全部かな。【運動関係に適応力が高い】【機敏】が抽出されました。成功です。
一時成功要素は一回使い切りですんで、同じものを再度は使えません。
【根気がある】はすでに前の判定で提出されてますので、抽出されませんでした。
芽衣子:「やっぱり男の人は頼りになるわぁ」(超棒読みで)
政司:「…(汗)」(何が何でもちゃんと操縦しないとどんな恐い事になるやら)
SD:みなさんの手塩にかけたマシンは、ぎょうんぎょうんと動いています。
政司:…嫌な音ですね。
誰かグリス塗り忘れたとかならいいんですけど。
凛々子:正常な音なのでしょうか(笑)
SD(亜里紗):「これでごじゅうまんえんゲットだぜ、ですか?」
凛々子:勝った気で(笑)
SD(亜里紗):「私にもやらせてー」
真帆:清水さん、クラッシュさせそうだなぁ(笑)
セッションはまだまだ続くが、ここでいったんの区切り。
ロボット製作の高い障害も乗り越え、準備万端の資材部チーム一同。
次回はいよいよ、試合当日だ!
襲い来るライバルロボット。
果たして、勝ち残ることができるか?
そして亜里紗は…賞金を手にすることはできるのか?
というわけで…続く!