Aの魔法陣・間違った社員教育リプレイ
第10話
三次会の惨事
前回のセッションからまたしばらく経ち、とある休日。
オンライン上に屯するメンバーたちに、政司のプレイヤーが、切り出した。
政司:この連休、暇です。…というわけで、オンラインセッションできませんか…?
…本当はオフラインでセッションの予定があったのですが、昨夜あんまり調子良くなかったので泣く泣く欠席しちゃったんです。
SD:へええ。いいですね、やりましょうか。
内容どうしようかな。…季節外れですが怪談とかどうでしょう。
凛々子:冬に怪談は斬新ですね(笑)
OKですよ。
芽衣子:怪談ですか。
政司:冬の花火は綺麗でした(プレイヤーが見てきた)。
…ってわけで、冬に怪談も、いいんじゃないでしょうか。
凛々子:なるほど(笑)
SD:成功要素は5つまで登録可、怪談にふさわしいネタを搭載するとよい、とします。
芽衣子:イントロはないの?
SD:執筆の時間を下さい(笑)
芽衣子:(笑)
凛々子:怪談って全員でお話しするんですかね?
SD:…したいでしょ?
凛々子:や、肝試しと勘違いしかけたので(笑)
結果的に肝試しになるかもですけれど。
政司:蝋燭を一本ずつ消していくんですか?
凛々子:全員で話し終えるときっと何かが召還されるというアレですね(笑)
草木も眠る丑三つ時…
奴等はまだ眠っていなかった。
酒もほどよく回ったころ、あいつが部屋の照明を暗くした。
「この間、ちょっと面白い話を聞いたんだけどさぁ…」
どうしてこういう話をする人間て、こんなに嬉しそうな顔をするんだろう。
そんなことを考えていた私は、まだ状況をわかっていなかった。
まさかあの夜、あんなことになろうとは…!
SD:イントロ。こんなでどうかなあ?
政司:ほぉぅ。
芽衣子:飛ばしてるなぁ(笑)
凛々子:飛ばしてますね(笑)
SD:うーん。ギミックのアイデアがまとまりきってないんだけど見切り発車して大丈夫だろうか…?
政司:いいですよー。失敗したらしたときのこと。
SD:でわ、ぼちぼち。
ちょっと変則的な運用になるかもですが、ややこしかったらごめんなさい。
M*怪談を楽しむ 難易度9
SD:1ターンゲームとします。1人1回ずつ怪談をやるってことでどうでしょうか。
政司:はーい。
凛々子:ひとり平均、3削れば良い、ということですね。
SD:ですねー。ところで誰のおうちに集合してるんでしょうね。
特に決めてないんですが。
政司:会社で…(笑)
凛々子:普段使われていない部屋ですね。
芽衣子:(笑)
凛々子:資材部らしく資材倉庫とか…
SD:まじか!(笑)
政司:半ば物置になっている場所で。
芽衣子:忘年会三次会とか。
SD:そんなところに夜中の二時半にいる理由が思いつかないけど、じゃあそれで(笑)
政司:セキュリティが甘い会社なんでしょう。
凛々子:全員帰れないからに決まってますよ(笑)
政司:あー。新年会の後、終電逃してしまった人が集まった、と。
凛々子:そんな感じで。
まぁ普通、会社には入れないでしょうけれど、すだめさんが資材部の鍵をたまたま持っていたと言うことで。
芽衣子:うむ。
SD:了解。
さて今回、SDはAの魔法陣・第3版用のサプリメント「ホラー」(絶版誌に掲載、許可を得てインターネット上に転載されている)に登場する「恐怖判定」ルールをアレンジして採用しようと考えていた(付録2)。
SD:ええと…今回、手番が回ってきたら怪談をしてもらうわけですが。
怪談が終わったところで、怪談を聞いていたほかの人は、怖い話を聞いたら、こらえるのに判定が必要とします。
判定に失敗すると成功要素が1つ止まります。…というルールを使うことを考えています。
芽衣子:えええ?
政司:?
芽衣子:判定って?
SD:ええと、こらえるっていうのは、怖いのをこらえる判定ですね。
芽衣子:P*「こらえる」がターン中に発生する?
SD:そうです。かつ、その難易度はM*の難易度から削られません。
芽衣子:P*の難易度を削りつつ、本来のゲームの難易度も削らなきゃいけない?
SD:そうなりますね。
凛々子:成功要素が1つ止まる、というのは、1つ減るってことですか?
SD:どれか1つ選んで使用不能にしてもらう、ってことですね。
芽衣子:ははぁ。
政司:はぅ。それはなかなか厳しいですね。
凛々子:なるほど(笑)
政司:どうやって判定するんですか?
SD:「ホラー」のルールに準拠するなら、怖さに応じた難易度に対する判定なんですが…
ちょっとアレンジして、他のプレイヤーが怪談したときに抽出された成功要素数÷2を難易度とする判定でどうでしょう。
凛々子:えーと、つまり、それは最初の打順の人が沢山難易度を削ることに成功すると、それ以外の2人は恐怖をこらえるのが難しくなって、判定に失敗したら、成功要素を減らされる、ということですね?
SD:そうですね。
凛々子:それは面白いかも(笑)
芽衣子:例えばトップバッターの人が、成功要素4つ抽出されて難易度4削ったとして、どうなります?
SD:次の人の手番になる前に、ほかの2人が難易度2の「こらえる」判定をやります。
それから次の人の手番になります。
全員賛成でなければ、このルールの採用は見送りますが、どうでしょうか。
凛々子:賛成です。
政司:面白いんじゃないでしょうか。
芽衣子:いいですよ。
SD:では、これを踏まえて、成功要素を登録してくださいね。
登録する成功要素を考える一同。
凛々子:考え中、あと1個…悩みますね。トーク系で取った方が良いのかどうか。
…でも、とてもこの怪談が普通に終わるとは思えない(笑)
政司:はい。(笑)
芽衣子:【楽しいときはとても饒舌】【ケータイ片手ブラインドタッチデコメ打ち】
【漫画知識】【貧血】【大酒飲み】で。
政司:【柔和な笑顔】【物事の先読み】【機敏】【モバイルPC】【メガネ】ってとこで。
こらえる系の要素、何も無いけど…気絶してメガネを割るのもそれはそれで良し(笑)
凛々子:それはおいしすぎるシチュエーション(笑)
【三白眼】【冷静を装う】【意外と大きな声】【ポージング】【扇子】で。
3人中2人がメガネ…
芽衣子:(笑)
SD:わかりました…では。
芽衣子:とりあえずやってみましょう。…つまり、打順が重要(笑)
凛々子:ですね(笑)
どうしましょうか。…サイコロで決めます?
政司:それでいいんじゃないでしょうか。
SD:それもよいかもですね。
政司:100面体サイコロ振って、小さい順とか。
凛々子:おっけーです。
政司:(ころころ)
ころりん:《出目は16です》
SD:じゃあどうぞ
政司:はぅ。
凛々子:(ころころ)
ころりん:《出目は45です》
芽衣子:(ころころ)
ころりん:《出目は98です》
政司:おぉ。
凛々子:つよい(笑)
芽衣子:(笑)
政司:クリティカルですね。
芽衣子:特訓の成果が。「痛打表」を参照しないと。
「ついでに耳垢も綺麗にとれる」出ないかな…(指輪物語ロールプレイングが元ネタのボケである)
SD:では、最初が岡嶋くん、次が凛々子さん、トリが芽衣子さんですね。
そして恐怖の夜が始まる。SDすら予測できなかった、恐怖の夜が…
政司:じゃぁ、まず前座ということで。
芽衣子:いけー! どんどんどんぱふぱふ。
…「ぱふぱふってどうかと思うのよ」
凛々子:怪談の雰囲気では(笑)
SD:岡嶋君って逆光映えしそうだなあ。
政司:(笑)
雰囲気出すように、ろうそくでも出してきましょうか。人数分。
SD:おお。
凛々子:マメだ(笑)
SD:さすが。できる人は違う。
凛々子:「さすが岡嶋君、準備がいいわね〜」
芽衣子:「どこまで真面目なんだ…」
凛々子:「来年の幹事も任せて安心ね」
政司:「ありがとうございます。
非常用備蓄の中から、ちょっと拝借してきました」
凛々子:「非常時にならなければバレないものね。頭良いわね」
芽衣子:「なんか…スレたわね…」
政司:「ちゃんとマッチもありましたよ」
SD(志真):「むにゃむにゃ…10の桁は大きいろうそく…むにゃむにゃ…」
志真はすでにダウン。
凛々子:飲み過ぎ?(笑)
芽衣子:「しっかりしなさい、誕生日に怖い話は付きものよ!?」
SD(志真):「むにゃむにゃ…もう食べられませんわー」
SD:そしてダウンしている志真に、とんがり帽子やらひげ付きメガネやらを被せていく清水さん。
芽衣子:「『この志真はもうだめだ…焼き払うしかねぇよ…』」
とかぶつぶつ呟いているすだめさん。
政司:じゃぁろうそくに火を灯して。
凛々子:雰囲気出てますね。
政司:「これは部長に聞いた話なんですけれどね」
ろうそくの明かりがぼんやりと部屋を照らし出す中、ぽつぽつと話し始める政司。
この資材庫って他の部屋と同じ作りをしているじゃないですか。
なんで他の部屋と同じようにオフィスに使われていないと思いますか?
芽衣子:「そもそも無計画に建てたからじゃないの?」
凛々子:「不便なところにあるからとか?」
実は、昔はこの部屋もちゃんと使われていたらしいんですよ。
ある時…と言っても、10年以上前ですが…
芽衣子:「ほう」
凛々子:「10年前、わたくしは…(遠い目)」
この部屋で、独り残って仕事をしている社員が居ました。
上司に虐められて、とても終わらない量の仕事を押しつけられて、毎日毎日残業しても帰れなくて…
芽衣子:(笑)
凛々子:ひぃ(笑)
SD:そこがすでに怪談だ(笑)
政司:(苦笑)
芽衣子:(笑)
凛々子:そんなブラックな会社だったとは(笑)
芽衣子:タスケテー!
12月の24日に出社して、独りで残業した後、
翌日には出社してこなかったそうです。
心配した人が家に行っても、帰った形跡が無くて、
それから…この部屋で変な事が起こるようになったそうです。
書類の山がいつのまにやら片付いている…
芽衣子:「………小人さん?」
…ただし、血のように赤いペンで書かれている、とか。
言い終えて、政司はフッと、ろうそくを吹き消した。
政司:と、さっき、ろうそくを探しに行った時にこっそりモバイルPCで調べた怪談を混ぜて話します。
芽衣子:おおお!
政司:というわけで、「架空の怪談をでっちあげてそれっぽく話す」、の難易度をください。
SD:おおお。
凛々子:すごすぎ(笑)
芽衣子:頑張りすぎ(笑)
SD:どのくらい怖い怪談にします?
政司:前座ですから…
SD:難易度的に(笑)
政司:難易度3くらいで。
SD:OK。じゃあ、演出がよかったので前提変換で難易度2になります。
政司:はーい。
では、恐い話をずーっと【柔和な笑顔】で話し続けます。
その恐い話はさっき【モバイルPC】で仕込んでおきました。
【メガネ】がろうそくの光を反射してます。
SD:うまいうまい(笑)
芽衣子:(笑)
政司:あ、オーバーキルすると他の人にダメージ行くんでしたっけ?
芽衣子:オーバーキル分もカウントされる、ですね。
政司:これ以上出してもいいのですが、この程度にしておきます(笑)
芽衣子:いやいや幾らでも(笑)
政司:ほぅ。じゃぁ、【物事の先読み】で先輩方が恐がりそうな方向へ話を持っていきます。
芽衣子:先読み強い(笑)
凛々子:能力の悪用だ(笑)
政司:そして【機敏】に相手の表情を読んで、怖がったところで強調してみます。
芽衣子:ぐえー(笑)
政司:以上。全部使いました(笑)
SD:はいー。抽出いきますねー。難しいとこだなあ。
【柔和な笑顔】【モバイルPC】【メガネ】が抽出されました。
成功です。
政司:後半は無しですね(笑)
SD:なかなか怖い話だったので、ほかの皆さん、もし怖がりたくなかったら難易度1でこらえる判定をしてください。
P*恐怖をこらえる 各自、難易度1
政司:多分一番恐いところは「上司に虐められて…」でしょう(笑)
芽衣子:うむ(笑)
凛々子:こらえる判定は、成功要素提出でしたっけ?
SD:そうです。
芽衣子:【貧血】でちょっとふらっとしてたので聞いてませんでした(爆)
SD:悪魔だ!(笑)
政司:(笑)
SD:抽出されました。成功です(笑)
凛々子:そんなんありですか!(笑)
芽衣子:完璧な策略だ(笑)
政司:人の努力を無にするような…(笑)
SD:凛々子さんはどうです?
凛々子:成功要素は複数出して良いんですか?
SD:出していいですよ。成功判定と同様です。
凛々子:【冷静を装う】訓練を積んでいるので努力して怖がらないようにしてます。
あと、明後日の方向を向いて【扇子】をパタパタすることで気を紛らわします。
…こんな感じで(笑)
SD:それは怖がっているのでは…というツッコミはともかく、【冷静を装う】が抽出されました。
成功です。
凛々子:どーも(笑)
SD(亜里紗):「…へぇー。岡嶋さん、あの人のこと知ってるんですねぇ?」(にこにこ)
と清水さん。
凛々子:「ま、まぁなかなか面白い話ね〜(ぱたぱた)」
芽衣子:では次は、凛々子さんどうぞ、ですかね。
すだめさんはどうしようかなあ…今の内に考えておかないと。
凛々子:はい。ちょっとお待ちを。…オチの部分があと3分くらいかかります。
政司:ごゆっくりどうぞー。
オンラインなのに、かりそめの怪談だというのに、固唾を飲んで政司の怪談に聞き入るプレイヤー達の様子が、実に面白い。次はどうなるか。
凛々子:ん、こんな感じで行きます。
「隣の部署の話なんですけれど」
と凛々子は前置きをして話し始めた。
ある人がリリカちゃん人形をクレーンゲームで取ってきたそうなんですよ。
で、その人はたいそう可愛がって、その人形を会社のPC横に置いておいたそうです。
でもそれをある日、上司に咎められて、結局その人は大掃除の日に人形を泣く泣く捨てたそうです。
それからなんです。その人宛に電話がたびたび掛かってくるようになって。
その人が電話を取ると、電話の相手はこう言うんです。
『もしもし、私リリカちゃん、今あなたの県に着いたの。迎えに来てね、待ってるから』
芽衣子:「この人形を作ったのは誰じゃーーーーーー」(笑)
凛々子:もうオチはわかりますけれどね(笑)。おつきあい下さい(笑)
それを無視していると今度は会社のアドレス当てにメールが届くようになって。
『XX会社 ○○様
リリカちゃんです。今近くの駅についたの。迎えに来てね、待ってるから。
****リリカちゃん****』
その人が電話も取らず、メールも無視していると、最後にはツ○ッターにこんなメッセージが…
『私リリカちゃん。ずっと待っていたのに迎えに来てくれなかったわね。でもお家はもうわかっているのよ』
もうその人は怖くなって、PCの電源を落としてしまったんです。
そうしたら、今度は携帯にメールが着信したのです。そのメールを見てみると、
『Am○zonから商品が発送されました』
政司:(笑)
芽衣子:(笑)
って書いてあったそうです。注文なんて何もしていないのに。
その人は結局その後、二度と会社に出てくることはなかった。
それからなのよ。隣の部署で机の上に私物を自由に置くことが許可されたのは。
凛々子はフッとろうそくを吹き消した。
凛々子:おわり。
芽衣子:怖い。色んな意味で怖い(笑)
政司:(笑)
なんだか、本当にありそうで恐いです。
「その商品って何なんでしょうね」
凛々子:リリカちゃん人形(初回限定版)とか…
芽衣子:リリカちゃん人形(陸戦タイプ)とか…
凛々子:(笑)
足がキャタピラになってそう。
芽衣子:世の中には…ウィッシュリストというものがあってですね…(笑)
凛々子:何が怖いって、ウィッシュリストがリリカちゃん人形に見られたのが怖い(笑)
政司:(笑)
凛々子:リストが全てリリカちゃん人形になってたりするのも怖いですね。
芽衣子:(笑)
凛々子:まあでも、この怪談の一番のポイントは、会社でツ○ッターやるな、と言うことですね(苦笑)
芽衣子:がーん(笑)
政司:(笑)
芽衣子:私も怪談を考えないと。
…というか、なんか実際に怪談をやっているな(笑)
凛々子:どちらの話も本当に怖がらせるところ以外が怖いのがなんとも(笑)
どっちも上司が原因のような(笑)
政司:そうですね(笑)
一番恐いのは人、ですね。
凛々子:なんか既にオチが付いた(笑)
話を終えて一仕事終えた気になっていたんですが、この後、難易度を尋ねなければいけなかったんですね(笑)
政司:(笑)
SD:(笑)
政司:ゲームとしてはまだ進んでませんね。
いやー、君たち、もう普通に怪談してるから(笑)
そりゃ、一仕事終えた気にもなるわい。
SD:狙いたい難易度を申告してください。
凛々子:いまのところ順調なので難易度3くらいの怖さで。
SD:うぃ。うーん、ではそのまま前提変換はなく、難易度3で。
斜め上にめっちゃ面白かったんだけれども。
凛々子:まぁ怪談ではなくて漫談ですからね(笑)
政司:(笑)
落ちがいいですね。
凛々子:ありがとう(笑)
SD:「発送されました」て(笑)
凛々子:Am○zonもそろそろ怪談のツールになる時期ですよ(笑)
政司:怪談も進歩しますね(笑)
SD(亜里紗):「そーいえばリリカちゃん人形、○×さんの机に置いてあるよねー」
芽衣子:(笑)
凛々子:「あれは部署で代々受け継がれているとかいう話ですよ」
政司:「この話を聞いたらもう捨てられませんね…」
芽衣子:(笑)
凛々子:では成功要素提出しますね。
【三白眼】で相手の目を見据えながら、【扇子】で表情を隠し、【冷静を装っ】た、静かな声で話すことで威圧感を与えます。
話の佳境で【意外と大きな声】と相手を驚かせる【ポージング】をとることで話に臨場感を与えます。
…こんなところで。
SD:ふむふむ、これも悩むなあ。
【扇子】【意外と大きな声】【ポージング】が抽出されました。
成功です〜。
凛々子:わーい!
政司:丁度ですねー。
芽衣子:わーい…
凛々子:もう一回判定ですね(笑)
ガンバッテクダサイ。
SD:…このお話で笑いすぎたくなかったら難易度1でこらえてください(笑)
芽衣子:笑いすぎ(笑)
政司:(笑)
凛々子:目的変わってます(笑)
P*笑いをこらえる 各自、難易度1
芽衣子:むつかしいなぁ。
政司:じゃぁ、【几帳面(一時成功要素)】なふりをして笑いをこらえます。
SD:【几帳面】抽出しました。成功ですー。
芽衣子:…むずかしいなぁ(笑)
【漫画知識】で似たような話を聞いたことがあるなぁ、と必死に思い出すことに夢中になってました(笑)
凛々子:それは言わないお約束です(笑)
政司:また人の努力を無にするような…(笑)
芽衣子:(笑)
SD:うううううううん、ちょっと苦しいですかねえ?
抽出されませんでした。気をそらそうとしたけどできなかった。
芽衣子:しかたない。【大酒飲み】を停止しておきます〜。
SD:なるほど。
政司:笑ったので、お酒が飲めなくなったんですね。
SD:笑いすぎてむせて、ちょっと続けて飲めなくなったと。
凛々子:「すだめさんの杯が……止まった!」
おおごとだ〜(笑)
芽衣子:「吹いた(笑)」な状態。
私の久保田返せ(笑)
てか、Am○zonは素で吹いた。
凛々子:(笑)
政司:(笑)
SD(志真):「…むにゃむにゃ…お急ぎ便でお願いします…むにゃむにゃ…」
政司:(笑)
SD:おもろかったですよ。GJ!
凛々子:ありがとうございます。
SD(亜里紗):「次はめーこさんなのですねー?」
芽衣子:はいなー。難易度は3で行きますよ。
SD:はい。了解ですー。
芽衣子:いま考えてる…(笑)
SD:清水さんはすだめさんの趣味のこと、どのくらい知ってるんだろう。
もうバレバレ?
凛々子:知ってるけれど理解していないに1票(笑)
政司:(笑)
SD:「めーこさん、お話作るの得意なんですよねぇー?」
くらい?
芽衣子:そういえば、部長って凛々子さん関連なんだっけ?
凛々子:お父様ですけれど。
芽衣子:お父様か。
SD:すだめさんの脳内で妄想が広がっていく…部長と課長の禁断の…
政司:(笑)
凛々子:禁断過ぎる(笑)
気がつけば、真面目に怪談(漫談?)している我々。
これは楽しい。
SDは、オチを起動するための伏線を準備しようとしているのだが…果たして?
芽衣子:とりあえず途中までできた。
豊富な【漫画知識】を応用しつつ、さっき久保田を吹いて喉を痛めたので【枯れた声(一時成功要素)】でおどろおどろしく語ります。笑いすぎるくらい楽しんでいますので、【楽しいときはとても饒舌】で饒舌に語れます。
これは私が実際に体験したことなのだけど…
実はこないだね、お見合いしてきたのよ。
芽衣子:と爆弾発言。
SD:おおおおおおおおおおお!???
政司:おぉっ?
凛々子:この場で!
芽衣子:「ふふふ」
それが結構いい人でね。ほら、私もこの歳でしょう?
とりあえず、もう一度会いましょうかって話になったのよ。
SD(亜里紗):「そんなぁあああ! 私とゆうものがありながらぁあああ」
芽衣子:(笑)
政司:(笑)どきどきしながら聞いちゃいます。
凛々子:(笑)
背も高くてね。そのくせ、いじりがいがある感じで…
凛々子:そこ大事なんですね(笑)
政司:背が高くていじりがいがあるって…まさか…(冷や汗)(自分が適合するので焦ったようだ)
凛々子:あ〜(笑)
芽衣子:いやいやいやいや(笑)
ところが、その後からずっとおかしいの。
メールが来るの。
政司:「それが何でおかしいんですか?」
芽衣子:「それがねぇ」
と、凛々子さんを見ながら。
凛々子:「ほぅ?」
初めは部長から来たの。
何だろうと思ってみてみると、
『貴女を許さない。地獄に落ちろ』
って書いてあるの。
政司:部長から?
凛々子:「ええ〜、お父様がそんなこと言うはずないですよ〜」
芽衣子:「いや、流石に驚いてさー」
何だろう、なんかヘマしたかなって思って、一晩考えたんだけど分からなくて、
次の日に本人に会って聞いてみたら、そんなの出してないって言うのね。
そうですか、って挨拶して。
何だろう、なんかトラブルかな、これだからこの携帯会社は、とか思って、ふっと振り向いたら。
部長の顔つきが変わっててさ!
なんか、すっごい怖いおばさんの顔になって、髪なんか凛々子より長くてさ!
政司:…?
凛々子:話の予想が出来ない(笑)
うわっ、って飛び退いたら、部長が「どうした?」って立ってて…
(つд⊂)ゴシゴシ→(;゜ Д゜) …!?
凛々子:「芽衣子さん、お疲れなのでは……」
政司:「携帯会社の中の人に恨まれました…?」
その後も、色んな人からメールが来るの。
志真のはひどかったな。
『心臓くりぬいてカラスに食べさせてやる』って。
SD(志真):「…むにゃむにゃ…心臓…ハツ…おいしい…むにゃむにゃ…」
凛々子:「きっと志真のは本人ね」
芽衣子:こいつは…(笑)
政司:(笑)
その後本人に会うとね。
絶対自分は出してない、ってみんな言うのよ。
みんなしてからかってるのかとも思ったんだけどね…。
それに、決まって、隙を見せると人相が変わって、私につかみかかるような真似をするのよ。
…なんかやっぱり怖いのよね…
…絶対変だと思うでしょ?
呪われてるのかな…
なんか怪談とかじゃないかもだけど、怖くってさ…
政司:「それ本当ですか?」
芽衣子:「ほんとよう…」
…と、話を盛り上げておいたところで、【ケータイ片手ブラインドタッチデコメ打ち】で密かに打っておいたメールを、私の携帯から凛々子さんに送ります。
中には『今ここで貴女を殺す』と書いてあります。
凛々子:「お祓い、効きますでしょうか……」
と言ったところで私の携帯のバイブレーションが(笑)
政司:びくっってしますね。
凛々子:「ひえっっ」
政司:「うゎぁっ」
芽衣子:凛々子さんがメールを見てこちらを見たところで、先ほどの【貧血】で蒼白になった顔と【黒髪ストロング(一時成功要素)】で、「殺してやるーーーっ!」と叫んで掴みかかるふりをします。
凛々子:「あわわ、芽衣子さん落ち着いて〜」
と言いながら逃げ出します(笑)
芽衣子:といったところで難易度3を狙いますー(笑)
政司:それ難易度3絶対超えてます。(笑)
凛々子:なるほど〜。確かに怪談です(笑)
SD:アイデアがいいですね。
政司:青い顔して思わず後ずさります。
SD:前提変換で1下がります。難易度2でどうぞ。
芽衣子:あい。
SD:でもほかの人は、すだめさんが自分で髪いじってるの見てるんよね?
芽衣子:髪は確かに一瞬、前に垂らすかも。
政司:みんな一瞬、携帯見るんじゃないですか?
あの場面で鳴ったらびっくりしますから。
凛々子:全員が携帯見ている内に変身でいいんじゃないですかね。
SD:【枯れた声】【楽しいときはとても饒舌】【ケータイ片手ブラインドタッチデコメ打ち】【貧血】【黒髪ストロング】が通りました。
成功です。
政司:5個?
芽衣子:わーい。5つも通してしまった(笑)
SD:…ということは難易度2で恐怖をこらえないと大変だ!
ということでどうぞ。
P*恐怖をこらえる 各自、難易度2
凛々子:えー(笑)
SD:まあ1つでも成功要素通せばサイコロが使えるし…さ〜いころっ! さ〜いころっ!
政司:【論理的に考える(一時成功要素)】ので、携帯会社の中の人が犯人か、とか考え込んでしまい、怖さに気付くのが遅れました。
【機敏】な動きで、すだめさんから逃げます(笑)
芽衣子:(笑)
凛々子:捕まるかどうかなのか(笑)
SD:…【機敏】が抽出されました(笑)
政司:そっちですか(笑)
SD:サイコロ1個振って4以上で成功か。結構難しいんだな。
政司:難しいですね。
SD:でも期待値に近いよ?
政司:(ころころ)
ころりん:《出目は2です》
SD:ぶぼっ!
政司:(がっくり)
凛々子:(笑)
芽衣子:よっしゃ勝った(違う)
凛々子:ある意味凄いな〜(笑)
SD:ということで何か止めて下さい(笑)
政司:「うわぁっっっ」
って叫んで、すだめさんから逃げようとして、転んで【メガネ】踏みます。
SD:ああっ!
芽衣子:ああああ(笑)
凛々子:メガネばりーん(笑)
芽衣子:お約束過ぎる(笑)
凛々子:メガネメガネ〜ですね(笑)
政司:「あぁぁっ」
って言いながら、事態がよくわからなくなってじたばたします。
芽衣子:まさにイントロにあった「あんなことになろうとは!」だな。
政司:(笑)
凛々子:なんだってー!(笑)
あまりのことに狼狽える政司。
凛々子はどうか?
凛々子:えーと私も判定ですね。
【冷静を装う】のでぎりぎりまで恐怖に耐えます。
SD:あい。
凛々子:で、飛びかかってきたすだめさんに驚いて変な形の【ポージング】で固まります。
SD:それは成功要素なのか?(笑)
政司:(笑)
凛々子:さあ?(笑)
SD:【冷静を装う】が抽出されました。【ポージング】はしたけど効果がない!
凛々子:サイコロですね!
政司:絶対1個しか抽出されませんね(笑)
SD:いやいや、うまいこと言って提出してくれればいいんですが(笑)
凛々子:(ころころ)
ころりん:《出目は3です》
凛々子:ぐは(笑)
政司:(笑)
SD:じゃあ、凛々子さんは変なポーズしたけど、すだめさんに抱きつかれた。
凛々子:えーとじゃあ【ポージング】を殺しますね。
変な形になったまま固まってしまうと言うことで(笑)
SD(亜里紗):「めーこさん〜! 襲うなら、私、私!」
と後ろで暴れてる約1名。
政司:(笑)
凛々子:(笑)
芽衣子:よーし(笑)
SD(志真):「…むにゃむにゃ…ナマハゲは…隣の部屋でどうぞ…」
芽衣子:(笑)
凛々子:(笑)
芽衣子:じゃあ…そのまま清水さんにくすぐり攻撃でもかけるか(笑)
政司:(笑)
凛々子:よっぱらいだ〜(笑)
これは実に見事なプレイング。
SD、まったく予想外。
きれいに、完全にオチた(笑)
SD:これにてM*は達成した!
だがどんどん収拾がつかなくなって当初考えてたオチが使えなくなった!(笑)
凛々子:(笑)
政司:(笑)って、どんなオチですか。(笑)
芽衣子:(笑)
凛々子:岡嶋君のメガネ割ったから良いじゃないですか。
芽衣子:いいのか(笑)
SD:そして壮絶な4次会へとなだれ込んだ、ということで終了ですかねえ。
凛々子:既に3次会まで行ってたんですね。
政司:ですねー。
凛々子:ですかねぇ。
当初考えていたというオチは知りたいですけれど(笑)
SD:皆さん芸達者でいらっしゃる…
全部すだめさんがうまいことやったので何も付け足すことがありません(笑)
政司:(笑)
凛々子:(笑)
芽衣子:はうあ、がんばりすぎた(笑)
SD:いやいや。おもろかったです。
メガネもAm○zonもよかったですよー。
芽衣子:うむ。
SD:なかなかようございました。
凛々子:私も面白かったです。
政司:今日も面白かったです〜。
凛々子:次は岡嶋君の新メガネ選びですかね?
政司:(笑)
みんなでああだこうだと言い合うんですね。他人事だと思って。
凛々子:そうですね。みんなに着ぐるみにされる、という(笑)
政司:何故着ぐるみに??(笑)
芽衣子:…着ぐるみ?
凛々子:間違えた、着せ替え人形というつもりでした(笑)
芽衣子:(笑)
凛々子:や、着ぐるみでも良いですよ(笑)
芽衣子:着ぐるみ似合いそう(笑)
政司:えー!?
凛々子:クマとかウサギの着ぐるみで。
真帆(観戦中):岡嶋君の新メガネは鼻メガネにしましょう(笑)(途中からログインして観戦していた)
政司:言われると思いました。(笑)
SD:今回ずいぶんSD仕事しないで済んじゃって申し訳ない(笑)
みなさんお話つくるのがうまいことうまいこと。
凛々子:いえ、もっと清水さんに介入して頂いてもよろしかったかと(笑)
SD:いやあ。最初考えてたのは最終介入だったので、抑えめにしてたんですが、すだめさんが全部もっていったので(笑)
凛々子:なるほど(笑)
政司:(笑)
凛々子:最後清水さんによってドガチャカになる予定だったのですね(笑)
SD:あんなネタ振られたら清水さんは予定通りには動けませんからね(笑)
凛々子:そうですね(笑)
SD:いやああ。結構おもろかったですね。
恐怖判定ルール(付録2)、どうなるかドキドキでしたがみなさんのおかげです。ありがとう。
政司:こちらこそ、SDのお陰で楽しかったです〜。
SD:またそのうちやりますかねえ。
凛々子:楽しかったです。またやりましょう! 私がSDでも良いですし。
政司:おー。お願いしますー! お時間があったら是非。
SDとしては、当初考えていたオチは使えなかったけれど、芽衣子のプレイングが素晴らしかったので全く問題なし。
むしろ、大変楽しませていただいた。
笑いすぎで、本当にお腹痛かった…!
次回は、お正月を代表するイベント、初詣だ!