Aの魔法陣・間違った社員教育リプレイ
第26話
放課後の決闘〜まり子を守って撃て〜
たまの休みにはがっつり遊びたいよね!
…というわけで連絡を取り合うも、社会人3人集まれば連休の予定も三者三様でなかなか重ならないもので。
遠路お出かけ中の方がおひとり。
早瀬/菜々子のプレイヤー:(旅行のための往路)飛行機内でネットがつながった〜
ということは、やろうと思えば帰りの機内からセッション始めようと思えばできるかも!?
…まあ、帰りの機材はネット非対応、なんて可能性もあり得るのかもしれませんが…
SD:機内から! それは夢が広がりますね。まり子のプレイヤーさんのスケジュールは?
凛々子/まり子のプレイヤー:明日は特に予定ありませんので、菜々子のプレイヤーさんに合わせる感じですね〜
SD:では明日が本プレイということで…。お題ですが、どうしましょうかね。
凛々子/まり子のプレイヤー:香織さんと、その他二人の自己紹介して置きたいですね〜。
SD:過去にさかのぼっての自己紹介ネタかー。どんな風に組み立てますかね。
早瀬/菜々子のプレイヤー:香織が二人を呼んで何かをやらせる、とか。
凛々子/まり子のプレイヤー:ある日生徒会長からの呼び出しが…みたいな感じでしょうか(笑)
SD:…
え、戦闘?(笑)(困惑)
凛々子/まり子のプレイヤー:これまで戦闘らしい戦闘やってないですよね(笑)
早瀬/菜々子のプレイヤー:なんかそんなルールが昔のルールブックにあったような気がするのですが、全く記憶にはございませんし、(旅行中なので)ルールブックも今回は持ってきていません…
SD:Aの魔法陣の基本に照らせば、戦闘にまつわる要素を成功要素としてキーワード化・切り出して行いますね。まあでもM*を大目的に設定して、ロールプレイフェイズの演技内容をバトルにする手も。
凛々子/まり子のプレイヤー:まぁ戦闘というより、力比べみたいな感じですからね。
SD:力試しかあ。動機・背景を考えよう。…菜々子はバトルでいいとして、まり子さんは…?
早瀬/菜々子のプレイヤー:まり子は勿論メイド対決です。
即答でした。
凛々子/まり子のプレイヤー:如何に紅茶を美味しく入れるか、とか、如何に短時間で部屋をぴかぴかにするか、とか。
早瀬/菜々子のプレイヤー:重曹と漂白剤とセスキ炭酸ソーダの正しい使い方とか(笑)
凛々子/まり子のプレイヤー:そんな感じですよね〜。
早瀬/菜々子のプレイヤー:監視カメラで高速度撮影して、スカートの下から生足が見えたら減点とか、首相官邸は制圧されているけど首相は女中部屋に隠れて無事なときに「ご無事でいらっしゃいます」と正しく敬語を使えるとか(なんだそりゃ)。
SD:実はカンナさんは香織のお付きではないので、動機がふたひねりくらい必要で考え中なんです。
早瀬/菜々子のプレイヤー:え、そうなんですか!?(キャラクターシートを見返す)
凛々子/まり子のプレイヤー:カンナさん、一体何者なんだ……
早瀬/菜々子のプレイヤー:いやその…香織とのつながりがないのであれば、菜々子はカンナさんが覗いている、更に後ろから出てきて、カンナさん締めますよ?(笑)
SD:クラスメートなので、まあ、なんかしらつながりはあると思います。
早瀬/菜々子のプレイヤー:なんか面白くなってきた(色々妄想中)
SD:えっと。クラス分けってどうなってたんだ?
凛々子/まり子のプレイヤー:香織・菜々子・まり子は同じクラスでしたよね。
SD:そうだよね。
凛々子/まり子のプレイヤー:宍尾さんもそうでした。
早瀬/菜々子のプレイヤー:はい。カンナさんも、同じクラス?
凛々子/まり子のプレイヤー:キャラクターシートにクラスメートとあるので、クラスメートで良いと思います〜。
灰錐先生が担任となると、本当に全員同じクラスですね(笑)
SD:カンナさんが前面に出る内容にするにはどうすればいいんだ…?
凛々子/まり子のプレイヤー:あくまでも『家〇婦は見た』要員?(笑)
早瀬/菜々子のプレイヤー:香織「私が満足する料理を作りなさい」とか。
SD:あー。(脳内で何かが繋がる)
春の日差しも心地よい季節。学院は文化祭の準備も始まり、こころなしか賑やかだ。
クラスの出し物は、専攻取得者在籍を生かしてのメイド喫茶店と決まったわけだが、こともあろうに灰錐が興奮して昔の漫画を持ち出してきて
「護衛×メイド! これでしょう!… (単行本19冊を教卓にバンと置き去り)あとよろしくね〜〜〜」
などとわけのわからないことを言い出した。
「ホールの人材は、こだわらないわけにはいかないわね…」
と香織。
「(文化祭来場者投票1位の賞品が「素晴らしきもの」かどうか確かめるためにも)あなたたちの力量、確かめさせてもらうわよ!」
SD:…ということでいかがでしょう。で、そのときにメイドの技量を試すものさしがカンナ。
カンナは去年も香織と一緒だったので、香織は力量をだいたい分かってる、ということで。
早瀬/菜々子のプレイヤー:一見して、プレイヤーの方が頭を抱えそうな(笑)
凛々子/まり子のプレイヤー:サラ〇読まないと?(笑)
SD:お、すぐにサ〇イが出てくるとは(略)
護衛メイド漫画の傑作である。読むべし!
早瀬/菜々子のプレイヤー:せんせ〜、この×ってどういう意味ですか〜。
SD:前とか後とか最初に言い出したのは誰なのかしら。
凛々子/まり子のプレイヤー:は〇て×ブレードの×(クロス)?
あれもペアで戦う話ですし(大分違います)
女子高生がチャンバラしまくるマンガである。読むべし!
SD:特にサ〇イを読む必要はなく、給仕担当と護衛っぽさ担当を個別に計る感じで考えればいいんではないでしょうか。
早瀬/菜々子のプレイヤー:護衛「っぽさ」、か〜。
凛々子/まり子のプレイヤー:護衛っぽさという表現好きです(笑)
早瀬/菜々子のプレイヤー:実はどっちがダークスーツとサングラス姿が萌えるか、とか、そういう方向性も?
SD:いや、死合うよ?…あ、字を間違えた。
早瀬/菜々子のプレイヤー:そこでその間違いは…オ○コ塾名物でも出てくるのかと(笑)
凛々子/まり子のプレイヤー:(笑)タイミング良すぎです。
SD:さて、そうするとカンナさんの詳細を考えないとな。
Aの魔法陣(第4版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 鎧山 カンナ(よろいやま かんな) | |
設 定 |
香織のクラスメート。 明るく騒々しいムードメーカー。ゴシップ大好き。 背は高すぎず低すぎず、スタイルそれなり。髪はお団子1つ?にまとめている。 もともと武門の家柄だが、「家政○は見た!」に憧れてメイドコース。 |
|
成功要素 |
【マスコット(11)】 【元気な(12)】 【強気(13)】 【剣術部(14)】 【SNS(15)】 【メイド専攻(11)】 |
SD:成功要素はこんなかなー。
早瀬/菜々子のプレイヤー:【剣術部(14)】!?
SD:槍術のほうがよかったか…? でも、さして詳しくないものは描写するのは無理だしなあ。
早瀬/菜々子のプレイヤー:カンナさん、ですよね?
凛々子/まり子のプレイヤー:元気な強気剣術部、メイド専攻SNS。なんか語呂がいいですね(笑)
SD:もともと武門の家柄、なんで飛んだり跳ねたりのほうが得意…なのに、なぜメイドになったし、という感じなのです。
早瀬/菜々子のプレイヤー:成功要素のパワーが14あるということは、腕はしっかりあるということですか。
SD:あー。これは公式サプリメント「学園ゲーム」の仕組み上ですね。
おそらく、部活のほうが「普段やってることだから当然パワー高いよね」ということの表現なんだと思う。
早瀬/菜々子のプレイヤー:なるほど。これは真面目にかからないと締められないなあ(笑)
凛々子/まり子のプレイヤー:スペックを無駄遣いしている感じですね、良いですね(笑)
キャラには合っていてとても良い気がします。
早瀬/菜々子のプレイヤー:バトルとなると、作戦面でひねりにくいのでうまい成功は取りにくそうな気がするけど、まあ楽に勝てるような力量差じゃなさそうだから仕方ない。
負けも覚悟してかからないと…
SD:難易度はどのくらいがいいかなあ。ほどほどか、難しめか。
早瀬/菜々子のプレイヤー:菜々子が闘う相手は宍尾莉瑛ですよね? でしたらこれは、ある意味設定とも絡むかもしれません。
実際どちらが力量が上か、あるいは拮抗するか、というところで。
SD:カンナさんのつもりで居たけど、特段制約がないので、どっちでもできるね。
早瀬/菜々子のプレイヤー:カンナさんとすると、裏設定で実は強い、がなければ、難易度低めでも辻褄は合いますね。あ、勿論、実は強いけど手を抜いてる、もあり。
SD:莉瑛のほうの成功要素は、うーんと…
Aの魔法陣(第4版)・間違った社員教育 キャラクターシート | ||
---|---|---|
名 前 | 宍尾 莉瑛(ししお りえ) | |
設 定 |
すらりとした長身の美女。 香織のツンの内心を通訳する特技を持つ。 香織を適確に補佐するお付き。 護衛コース。能力が高い(本職?)。 |
|
成功要素 |
【武闘家(11)】 【美形(12)】 【ツンツン(13)】 【クラブどころでなく家の手伝い(護衛役)(14)】 【読書(15)】 【護衛専攻(11)】 |
SD:かなー。
早瀬/菜々子のプレイヤー:なるほど。
凛々子/まり子のプレイヤー:格好良い! 女性からモテそうな。
早瀬/菜々子のプレイヤー:読書以外はほぼ予想通りのキャラ作り。
この人で闘おうとすると、関係する成功要素が【武闘家(11)】、【家の手伝い(14)】、【護衛専攻(11)】と3つも用意できるんですね…
SD:パワー15の枠は困って選んだけど、まあこんなかなあと。(【読書(15)】は)ほかのことに使えないよねー。
早瀬/菜々子のプレイヤー:(「女性にモテるにもかかわらず、本人はBL本にしか興味が無い」というこじつけをしなければ…あ、こんな夜中に(以下略))
SD:では、準備としてはこんなとこですねー。
凛々子/まり子のプレイヤー:はーい。
SD:プレイは基本、菜々子のプレイヤーさんが航空機移動中の明日の夕方として、その後電波が使えない間の中断を挟み、オチを深夜から?
凛々子/まり子のプレイヤー:私はOKです〜。
早瀬/菜々子のプレイヤー:…搭乗機材がWifi非対応でしたらごめんなさい…
SD:その場合はまり子さんのほうを先にやっておきます。
早瀬/菜々子のプレイヤー:なんかエクストリームフライトシューティングならぬ、エクストリームTRPGな感じがしてきたぞ!(笑)
凛々子/まり子のプレイヤー:(笑)
そして当日。
SD:では、定刻となりました。アクロバチックオンセ(オンラインセッションのこと)ですが、参りましょう!
イントロは昨日掲示したとおりです。そして本題。
M*:鎧山カンナと競い、自身の力量をアピールする 難易度32
SD:具体的には、香織と昨年から引き続いてクラスメートである、鎧山カンナさん(メイド志望)と競っていただきます。
1名ずつ挑む場合は難易度16×2となりますが…
早瀬/菜々子のプレイヤー→菜々子:はい、(無事回線が)つながりました。
SD:いらっしゃーい!
菜々子:よく考えたら、香織とカンナには特段つながりが無いはずなのに、今回出てくるのはカンナなんですね。
SD:カンナも香織のお付きというわけではないけど、昨年も香織とクラスメートだった、という縁はあることにしました。
菜々子:カンナさんからすると、いきなり呼ばれてあいつらと競え、という無茶振り展開(笑)
まあカンナさんが困ることもなさそうですが。
SD:はい。
なお「1年×組 ホールスタッフ選抜試験会場」として、中教室が確保してありまする。
別に借り切った家庭科教室から、試作菓子と試作茶が運ばれてきておりますので、それをお題によろしくやっていただく感じで。
実は同時にキッチンスタッフの選抜試験が行われており、合格不合格問わず試作品が届けられています。(笑)
凛々子/まり子のプレイヤー→まり子:そういう趣向(笑)
SD:お好みで試作品を選んで、トッピングして仕上げて下さいませ♪
中教室、というのは、通常の教室(50席程度)よりは大きいが、階段式になっている大教室ほどでもない、平間作りの大きめの教室(100席程度)のイメージ。
SD:もし、設定等こうしたい、などあれば申告ください。
菜々子:バトル方面は無し?
SD:部屋は広いので、演武という名目の手合わせも可能です。
菜々子:撃っていい?
SD:禁止する理由もないのでは。
菜々子:…中教室といいつつ、実は対テロ部隊が突入訓練をするようなところなのかなあ…
まあ、弾がペイント弾とか謎カーボンとか「安全には配慮しております」でいいですよね?
SD:実習用の安全なものということでよろしいかと思います!
殺傷力のある実弾は使用されません。大事なことなので二度言いました!
菜々子:了解です。
ならばお料理対決で…うそうそ(笑)
菜々子は料理能力もあるのですが、料理で対決したらメイド扱いで参加しないといけなくなるからなあ。
SD:作戦会議を10分ほど。
作戦発表〜成功要素提出をそこから10分。
判定を5分。
ロールプレイフェイズと成功要素提出を25分くらいで、かなあ。
ということでさっそく作戦会議をお願いします。
まり子:まずは二人で挑むか、一人ずつ挑むかという選択でしょうか?
菜々子:二人で挑むってどうなるんだろう…
まり子:カンナさんにもペアを組む人がいるならば、カンナペアの妨害を排除しつつ、お客様に完璧なケーキ&紅茶を振る舞う、とかできますよね。
菜々子:「とりあえず彼女を羽交い締めにして。その間にまり子が紅茶を給仕すればいいのか?」
まり子:「戦闘は自信ないけど、給仕なら任せて!」
菜々子:そして銃弾飛び交う中で平然とお茶を飲む香織さん。…絵にはなるなあ…
まり子:絵になりますね(笑)
ゲームの実務的には、妨害パート→給仕パートに分けられるので別々にプレイできますし。
菜々子:「とはいっても、これでは事実上、彼女に1対2を強要することになるのでは?」
SD(香織):「では莉瑛にも少しお願いをしようかしら」
菜々子:BGMとともに莉瑛さん登場ですか。
まり子:少女漫画なら、大ゴマでお花が一緒に描かれるところ。
SD:カンナさんは給仕、莉瑛さんは妨害や妨害をします。
2対2のシチュエーションに変わりますが、勝利ではなくあくまでも力量を示すことが目的なので、難易は据え置き。状況設定の一貫として扱っています。
菜々子:「ふむ…」
莉瑛をしばし値踏み、
「…やってみるか」
とマカロフからマガジン抜いて全弾装填を確認、銃に戻す。
まり子:ではこちらは、まり子が給仕、菜々子が護衛ですね。
「菜々ちゃんお願いね〜」
と給仕の準備。
菜々子:…この流れだと難易度32を2人で削る?
SD:そうですね。
菜々子:状況の確認ですが、戦ってる横で茶菓子を給仕、でいいんですか?
まり子:それで良いと思います。家庭科室から教室の入り口に運ばれてきたお茶菓子を、まり子とカンナさんが、教室を横断して香織さんの元へ運ぶ。
教室の中央では、菜々子と莉瑛さんがドンパチやっている、という感じでしょうか?(笑)
菜々子:給仕の方も、ある意味戦場カメラマンみたいなことになるような…。
面白いからいいか。了解です。
SD:護衛役としてどういう作戦をとるか…専守防衛か積極妨害か、というのはあります。
菜々子:莉瑛さんの武器は薙刀でいいですよね?
SD:ふふふ。(謎めいた笑み)
菜々子:なるほど。では、「見た目では」という条件をつけます。
SD:まあ、そうでしょうね。
菜々子:了解。このくらいでいいかな。成功要素提出の準備、できました。
SD:では作戦宣言と成功要素の提出をお願いします。
役割分担と、具体的な方針があればその概要を作戦として、成功要素と合わせて出してください。
ここで菜々子のプレイヤーの回線が一瞬、切断状態に。
SD:あ。…大丈夫かな。
まり子:切れちゃいましたね。
SD:アドリブでつなごう。
SD(カンナ):「よーし、カンナがんばるぞー」
と、持ち込まれた試作茶を、あーでもないこーでもないと混ぜ始めています。
まり子:「(カンナさん、なんとなくだけど、できるメイドのオーラがするわ)」
SD(カンナ):「もうちょっと出汁が効いてたほうが…ぶつぶつ」
回線が復活。
菜々子:ここで切れるか〜!(笑)
飛行機がちょっと急な機動を取ると切れるような気がする。
菜々子:役割は護衛の方。
方針は専守防衛か積極妨害か、と言われるとその中間に近そう。
莉瑛の行動に対してマンツーマンのマークを張るのに近い感じです。
相手の動きに先回りして、まり子との間に入るのと、更に突破しようという動きは射撃で阻止。
まり子:まり子は、菜々子さんに全幅の信頼をおいているので、ケーキと紅茶が用意できたら、お盆に載せて運びます。
菜々子:菜々子に対する攻撃は間合いを確保して避けます。
SD:はーい。成功要素は?
菜々子:【忍者(14)】を提出します。
相手より動きが速いことが前提の作戦なので、こちらの方を使用。
SD:ふむふむ。まり子はどうですか?
まり子:こちらの成功要素は、【メイド専攻(11)】で!
普段から訓練しているので、周りがどんな状況でも、お盆に載せたケーキと紅茶がこぼれません。
イレギュラーは、菜々子さんが排除してくれます。
SD:(爆笑)了解です。
菜々子:これ、こけるときはまとめてこけるんじゃないか?(笑)
まり子:たしかに(笑)
SD:32−14−11=7ですね。
難易度32点に対して25点削れました。残り7点です。
…彼女たちにちゃんと勝つためにはもう32点くらいいりそうな気がしますが、諸条件を勘案するとこんなですね。
菜々子:ふう、ここまでは作戦通り…なのかなあ?
そう、今回のM*の目的は完全な勝利ではないのだ。
SD(香織):「では、準備はいいわね?」
菜々子:シートベルトは締めました(それ違う)
あと20分で着陸だって〜。
もうしばらくしたら東京上空で花火に撃たれます(笑)
SD:では、ロールプレイパートはあとにしましょう。ロールプレイパートの指針のみ提示します。
まり子:りょーかいです〜。
菜々子:まあ…丁度CM入れるのにはいいタイミングかな?
SD:想定ですが、バトルは双方3合程度のやりとりを演出します。給仕は、その後に演出で。
リミットを設定しとかないと止まらないので(笑)
まり子:はーい(笑)
菜々子:はい。
SD:再開時間は、菜々子のプレイヤーさんの交信可能状況に合わせて適宜進める方向で。
交信不能の場合は、昨日予定した通り菜々子のプレイヤーさんが帰宅した後、深夜に再開で。
菜々子:では後ほど。
生きていたら地上で会おう!(なんか違う)
まり子:お気をつけて〜(笑)
SD:んー。…再開後のアドリブで間に合うもんだろうか?(笑)
まり子:バトル描写が、ですか?
SD:バトル描写も、ですね(笑)
まり子:開始時間までに給仕について調べておかないと。
カンナさんの給仕はアドリブで良いのでは?(笑)
あれこれ考えながら、裏でメモをいくつか作成するSD。
SD:ちょっとだけ準備しました。…なんとかなるかな。
時間が少し経過し、回線が回復。
菜々子:地上に降りた〜。
SD:着陸成功おめでとうございます。
菜々子:時間がない場合は、文化祭当日はまた別の話になる?
SD:今回、内容的に文化祭当日のことまではまったく考えてないですね。
菜々子:順調に新幹線移動中。しばらくは電波が通じます。
SD:あいあい。では前倒しで回していきましょうか。まり子さんの状況はどうですか?
まり子:プレイヤーが皿洗い中ですが、戦闘パートをお先にどうぞ。
菜々子:しまった、のんびり構えてホタテ貝柱とか食べていた(笑)。大丈夫、行けます。
SD:それでは改めて。
まず、黒スーツ姿の莉瑛は武器を持たず、カンナのそばに立ちます。
まり子:おお、なんか始まる?
SD:カンナはお盆にいろいろ載せすぎて、あわあわぐらぐらしてる。
まり子:カンナさん(笑)
SD(香織):「では、準備はいいわね?……始め!」
いよいよ戦闘パートのロールプレイフェイズが開始。
SD:まずは、じりじりとにらみ合う感じなのかな。
菜々子:莉瑛が薙刀持っていないので、間合いがつかみづらいなあ。
菜々子はまり子との間に入る角度から、ある程度距離を詰めます。
SD:ありゃ。そう来るか。
では、莉瑛は机に置かれたバターナイフを掴んで、まり子を狙って素早く投げつけます。
菜々子:な・る・ほ・ど!
バターナイフなら左手で受ける。痛そうだけど、払うと難易度高いからなあ。
SD:刺さりはしないですね。
菜々子:ちなみに投げた手は右手ですか? 左手ですか?
SD:右手です。
菜々子:では右肩を狙って一発撃ちます。
SD:躊躇ない、怖い!
では、フォロースルーモーションの流れからそのまま、体を伏せて躱します。
菜々子:伏せか…そこから流れで飛びかかってきてもおかしくないなあ。
一歩下がって避けられるようにしておく。
SD:莉瑛が銃弾を避けたので、後ろに流れ弾がいくわけですが、
SD(カンナ):「おわう!」
SD:海老反りになって流れ弾を避けるカンナ。
ログを追いながら皿洗いしていたまり子のプレイヤーさんが戻ってきた。
まり子:想像以上に本格的な戦闘に!
「(菜々ちゃんと莉瑛さんがすごいことになってる、早すぎて動きが見えないわ)
み、見えないことにして、いつも通りメイドしよう」
SD:続いて、莉瑛のいた辺りの机がぼんっっと飛び上がったかと思うと、まっすぐ飛んできます。(蹴り上げて、浮いたところを正拳で殴って飛ばした)
菜々子:本人ではなくて机か!
一緒にいろいろ飛んでくるとしたら、体使わないと止められないだろうなあ。
飛んでくるのは、上に何も乗っていない、机のみですか?
SD:机のみです。
菜々子:了解。なら蹴り飛ばす。サッカーで言うクリアですね。
蹴り返すまではしないです。机で視界が遮られている間に動かれたくない。
SD:アイエエエ! 了解。
菜々子:しかし凄いバトルスタイルだなあ…人間ポルターガイストか(笑)
SD:机の軌道を逸らしている間に、莉瑛はやや回り込むように移動。
菜々子から莉瑛を狙う線延長上にカンナ(と、本当はその先に香織)が入らないようにするようにしつつ。
素早くスウェーモーションを繰り返して、タイミングを計っています。
菜々子:では2発ほど撃って距離を詰めます。あの飛び道具はなかなかきつい。
狙いは普通に体中心。
SD:左右にステップして裁きますが、1発かすめます。
それを合図にして、ものすごい低姿勢でダッシュ。
机の間をジグザグに縫ってこちらも間合いを詰めに行きます。
次が3合目かな。決めの演出、出来ます?
菜々子:リアル時間もいいところですしね。
まともに格闘するとパワー負けしそうなので、体当たりではじき飛ばすレベルを考えないと…
ということで、近くの机を蹴り倒して、進路を制限したところにこちらから体当たり。
相手の姿勢が低いのがちと厳しいけど、仕方が無い。
SD:おお、思い切りがいい。それは予想してなかった。
ひねって急所直撃は避けますが、体には当たって飛ばされます。離れたところに着地。
菜々子:こちらは受け身を取って銃を構える。間に合うかな?
SD:間に合う間に合う。
仕切り直しになったところで護衛タイム終了です。
ここで、メイドさん両名が香織のところに到着…でよろしいでしょうか。
戦闘パート終了、続いて給仕パートのロールプレイです。
まり子:給仕パートのロールプレイは、少し時間を巻き戻して、菜々子VS莉瑛の戦闘が始まった時から、の認識で良いですか?
一方その頃、みたいな(笑)
SD:いいですよ。どの辺からやりますかね。
まり子:紅茶とケーキを選んだり、紅茶を煎れたりするところですかね。
カンナさんが気合い入れていたあたりで、カンナさんの動きを見て
「(私の見たこと無い流儀ね。私もがんばらないと!)」
「とっておきのカップを出します〜」
と、かばんからカップを出したところで、流れ弾がカップに。
SD:流れ弾って、バターナイフか?
まり子:あるいは飛んできた机から生じた二次被害か(笑)
菜々子:バターナイフは止めてます!(笑)
SD:じゃあ机の破片だな。
まり子:ではそういうことで(笑)
「ああ、お気に入りのカップが……(涙)」
「……まぁ気を取り直して。(別のカップを出す)」
「茶葉は………これかなぁ」
と香りが強すぎず、弱すぎずの茶葉を選びます。
「(茶葉の大きさを見て)今日の茶葉なら、3分25秒ってところね〜。
歩く時間を考えて2分50秒待ちましょう」
SD:その間、カンナさんは試作茶の但し書きを見ながら、あれこれ何種類か混ぜてみています。
なんか煙が出たり…
まり子:初心者ほど工夫したがるパターン(笑)
SD(カンナ):「んー、やっぱり、これとこれかな? 味見はいいや、どっちもおいしいもの!」
と、ふたつの溶液をポットへだばーーーっ。
まり子:味見なしはアカン(笑)しかも溶液よばわり。予想通りのポンコツ感(笑)
紅茶に続いてケーキの準備へ。
まり子:「紅茶を待っている間に、ケーキを試食……もとい選びましょ〜」
「あら、このケーキAはスポンジがふわふわね。けど、上にのってるイチゴとクリームがいまいちかな」
「ケーキBは生クリームが絶品ね」
「(ケーキBのスタッフに手を振って)お願いがあるの〜、あなたの作る絶品クリームちょっと分けてくれない?」
この騒ぎの中、果たして届くのか?(笑)
SD:別室からなので滞りなく。
まり子:よかったです〜。
「あとは、ケーキCのイチゴを乗っけましょう」
ケーキA、B、Cの悪魔合体。
「完成、 みんなの力を合わせたショートケーキね!」
SD:一方カンナは、
SD(カンナ):「やっぱケーキはこれっしょ」
SD:と茶色いケーキをチョイス。
まり子:チョコなのかな、それとも……
SD(カンナ):「やっぱり書き文字大事よね!」
SD:と、白いものをにゅるにゅると。
SD(カンナ):「出来た! 私ってば字うまーい♪」
SD:と、あまり手間かけず完成。
まり子:ああ、メイド喫茶でしたね! 書き文字大事(笑)
カンナさん直感の人ですね。
SD:その直感を信じてよかったか、後世の人間は頭を抱える。
まり子:(笑)次は搬送→試食パートでいいですか?
SD:そうですね。
まり子:ケーキと、ティーポット(手作りのティー・コージー付き)、カップ、茶こしをお盆に載せて、香織の所まで運びます。
ティー・コージー(またはティー・コゼーとも呼ぶ)とは、ティーポットの保温カバーのこと。
ハチ〇ツとク〇ーバーで主人公たちが自作してましたね。
まり子:「なんか、後ろで大きな音がするけど、気にしない気にしないっ……。
到着〜。さて、香織お嬢さま、ケーキと紅茶でございますよ」
と、まずケーキを机において、一呼吸。3分25秒経った所で、
「紅茶でございます。(とぽとぽとぽ)ではごゆっくり〜」
スカートをつまんで礼をして、くるりと振り返ります。
「菜々ちゃん達まだ戦ってる。怖いな〜、戻りたくないなぁ。
…香織さん、横で見ていてもいい?」
まだ呼び名確定前なので、さん付けです。
以上です〜。
SD:ありがとうございます。
SD(香織):「大丈夫、こちら(カンナ)も到着したし、いったん演武は終了ね!」
ちりーんと鐘を鳴らします。
まり子:鐘を鳴らすの、似合いますね。
まり子は、何も無いところで転んだけど、「まり子は死んでもお盆を離しませんでした」というひと幕があったとか無かったとか。
SD:カンナは立っているだけでお盆をひっくり返しそうです。
SD(香織):「置いてていいわよ、見てると心拍数が上がってくるから」
まり子:(笑)
そして、実・食!
SD(香織):「で、試食なんだけど…(まり子のほうを見て)さきに頂いてもいいかしら?
準備してるときから美味しそうで、待ちかねちゃったわ」
まり子:「もちろんですわ、お嬢さま(なりきってる)」
SD(香織):「いい香りね。色もいい…茶葉のことを聞いてもいい?」
まり子:「サングマ茶園の秋摘みダージリンよ。クセが無いから飲みやすいかなって。
ミルクティーにするのもオススメよ〜」
SD(香織):「よくご存知! 深いのに透き通ってる赤色が素敵ねー…
(すすっ)味も温度もばっちり」
まり子:「えへへ、ありがとう」
SD(香織):「こちらのケーキは? これは試作案にはなかったようだけど」
まり子:「これはね〜。みんなの力で作ったケーキというか、毛利元就ケーキというか…
1つのケーキではイマイチでも、3つ合わせれば絶品に、みたいな」
SD(香織):「(眺め回してからひとすくいとって一口)まさにショートケーキ!な出来ね。素晴らしい」
まり子:「ありがとう! 美味しそうに食べてもらえるのが一番うれしいな〜」
SD(香織):「(紅茶をさらに一口)うん、これはまさに午後に楽しむのにぴったりな組み合わせ。完璧ね」
とベタ褒めです。
両者ロールプレイ終了しましたので、お二人の成功要素をいただきましょうか。
ロールプレイに関係する成功要素の提出です。
まり子:まり子の成功要素は、【西洋茶道部(14)】。特にひねりは無いです(笑)
菜々子:菜々子は【護衛専攻(11)】。
こちらもひねりはないですが、本当は飛んできたものを避けていないところをアピールしたかったんですよね…
莉瑛本人の接近も止めましたし。
机を蹴り返して破片を飛ばしたのが悔やまれる。
まり子:すみません、幸薄い属性を演出するために、どうしてもカップを割りたくて(笑)
菜々子:そこで薄幸か! なるほど!
まり子:菜々子さんのせいでは無いのです〜。
SD:では採用判定ですが…
菜々子:はい。
SD:両方、うまい採用と言うことで。
菜々子:あら、ありがとうございます!
SD:難易度は残り7点でした。
7−14×1.5+11×1.5=−30ですね。成功です。
まり子:すごいオーバーキル(笑)
菜々子:30点もオーバーキルしたら、莉瑛とカンナも無傷では済んでいない…って、確かに済んでいなかったか。
エンディングという名の、続!実食パートが開幕。
香織の運命やいかに。
SD(香織):「(カンナの方に向き直って)さあ、腹は括ったわ! 来なさい!」
まり子:香織さんの覚悟が(笑)
菜々子:あ、まだそれが残っていたんですね(笑)
まり子:香織さん、試練の時。
SD:得も言われぬ芳香を漂わせるカップと、白い文字があしらわれた茶色いケーキが、震える手で配膳されます。
SD(カンナ):「えへへ…(照れ笑い)
んっとー、フレーバー?ティーとお、スペシャルトッピングつきのチーズケーキだよ♪」
SD(香織):「(ひきつりながら)トッピングが『夜露死苦!』とは斬新ね…!」
菜々子:むしろ『露』とか無駄に苦労してるよ!
まり子:斬新すぎます(笑)
SD(香織):「…見た目はともかく味は…(一口食べて、うっ、と唸る)
…これ、この白い文字は一体…?」
SD(カンナ):「マヨネーズ!!(満面の笑みでVサイン)」
まり子:アカン(笑)
菜々子:予想が当たった〜。別に嬉しくないけど〜。
SD(香織):「(ジト目でお茶を見る)…ええいっままよっ」
と、覚悟を決めてカップを呷ります。
「(ぐほっ)こ、このお茶は…」
SD(カンナ):「バナナと鰹出汁だよ! 今日いちばんの組み合わせだと思ったんだけど…」
まり子:その発想、逆にすごい(笑)
菜々子:バナナはどういう形で入っているのか…
SD:フレークから抽出なのかなあ?
SD(香織):「く、口直しにならない…(意識が飛ぶ)」
SD(莉瑛):「香織様? …香織様ーーーーー!」
菜々子:「…毒殺?」
まり子:「か、香織さん〜!」
SD(香織):「…はっ」
まり子:「はい、ダージリンどーぞ。ミルクティーにしておいたわ〜」
SD(香織):「…何か、とても遠く…ひいお婆様のお母様のそのまたお母様が川の向こうで手を振っていたのが見えたわ…」
まり子:まだこっちに来てはダメよ、というやつですね。
菜々子:北遠野家としては何代目なんだろう(笑)
SD(香織):「…ってカンナ! せっかく場数踏んで練習しようっていうのに、いきなりこれじゃダメでしょー!」
SD(カンナ):「…えー? ダメだった?(ペロっと舌を出して)」
菜々子:カンナさん大物過ぎる。
まり子:懲りてない(笑)
SD:店に立たせられないのはともかく、試験の場を借りて、いつも赤点すれすれ、毎回補習コースのカンナに実習の機会を与えようという腹だったわけでした。
まり子:「まぁ、香織さんって優しい上に度胸もあるのね〜」
菜々子:それをわざわざ香織様が毒味せんでも…
まり子:底なしの優しさ。
SD(香織):「まだ何回かやってもらわなきゃいけないのに…これじゃホントにご先祖様の所に旅立ってしまいかねないわ。
ともかく、カンナは試作品を混ぜるの禁止! たとえ試作でも、調理側で試食は済んでるハズなんだから…!」
あわや川向こうに旅立ちかねなかった香織でした。
「命を救ったミルクティー」と書くと、何かこうスゴイ響きですな。
SD:というところで、お二人のほうに向き直ります。
菜々子:はい。
SD(香織):「ふたりとも、素晴らしかったわ。始業式のときに睨んだ通り!」
まり子:「えへへ、ほめられちゃった」
菜々子:「う〜ん、これで褒められるのは妥当なのか? 彼女(莉瑛を見て)はまだ本気を出していないぞ?」
SD(香織):「いえいえ、十分よ。莉瑛が本気を出すようなことになったら、演武の評価どころじゃないわ。
貴方だって、まだ手を残しているでしょう?」
菜々子:「手段を問わないならともかく…残念ながらこの状況では精一杯だった」
…ちなみに手段を問わないと、菜々子さんは毒とか狙撃とかに手を出すと思われます(笑)
まり子:物騒な(笑)
SD(香織):「奥ゆかしいのね! ますます気に入っちゃう!
…私、どうしてもこの学校でやりたいことがあるの。退屈なんてさせない。ぜひ、二人の力を貸して」
SD:このくらいの言い方かなあ。
SD(香織):「改めて…北遠野香織。よろしくね」
まり子:「もちろんいいよぉ〜、こちらこそよろしくね」
菜々子:「んっ!(驚いた顔で)…風祭、菜々子」
SD(香織):「菜々子ね。覚えた」
まり子:「私は菜々ちゃんって呼んでるんだけど、香織さんのことも香織ちゃんって呼んで良い?」
SD(香織):「いいよ。えっとあなたは確か…」
まり子:「あ、私は恩田まり子。自分の事忘れてた……」
SD:「まり子ね。よろしく!」
SD(香織):「ええと、いちおう…菜々子の相手をした彼女は、」
SD(莉瑛):「宍尾莉瑛です」
菜々子:「後ろから斬られないように、努力する」と言いながら右手を出します。
SD(莉瑛):「よろしく。いい動きでしたよ」
SD(香織):「莉瑛は、昔から私の護衛を努めてくれているの。それと、こっちの…(ジト目で)殺人給仕は」
SD(カンナ):「あはははー。鎧山カンナでーす! よろしくね!」
SD(香織):「今年もクラスが分かれなかったの。腐れ縁ね」
SD(カンナ):「えーーー、親友でしょー?」
菜々子:偉い人につくお伽衆か(笑)
まり子:「カンナちゃん料理をおしえてあげよっか? このままだと香織ちゃんが大変そうだしね〜」
SD(カンナ):「ほんとにー!? 助かるよー!」
SD(莉瑛):「中間考査でまた鍋が爆発しないように、しっかり教えてもらうんだな」
まり子:「ええ〜、命がけかも……」
菜々子:カンナが無事で、まり子が酷い目に遭う未来が見えそうな(笑)
まり子:目に浮かびますね(笑)
SD(香織):「これからよろしくね!」
菜々子:「わかった」
まり子:「よろしく〜」
これにてエンディングパート終幕、今回のゲームは終了と相成りました。
SD:…はーい、いかがだったでしょうか…
まり子:はい、綺麗にまとまったかと。面白かったです〜
菜々子:もう少しエンディングパートで面白いことすればよかったかなあ。
SD:莉瑛ともうすこし絡みたかった?
まり子:戦闘パート、格好良かったですよ
菜々子:いやその、菜々子としては莉瑛が強いということが分かって若干呆然としている状態だったのです。
だからそんなに会話は続きそうにない(笑)
一方で、そこまでエンディングパートがロールプレイに引っ張られるのもどうなのか? という気もするような…
SD:なるほど。ガチ勝負でしたからねー。
菜々子:あと、元々それだけの人材を持っている香織が、わざわざ菜々子を求めてくるところも、ある意味衝撃で、それが「んっ!」という反応だったりします。
SD:ホントの所は、23話や24話の内容も香織は覚えているから、総合的に判断して…、だとは思いますがねー。
それにもちろん、身内の手の者を使って、だけで、どうこうできるものではない目的だ、というのもあるのでしょう。
菜々子:そうですね。あと、もちろん頭数というのもあるでしょうし。莉瑛を動かしている間に香織に何かあっては困るわけで。
そういう意味では、若干菜々子が目の前のことしか見えていない感もありますが、そのあたりは、北遠野家と風祭家のスケールの差なのかな、という気も。
SD:そりゃ現時点では事情が全部クリアに伝わるわけではないから、菜々子の反応は自然だよ。
今後、例えば単純に莉瑛さんのダメなとこが出たり、あるいは、まあ学園物定番ですが、いろんな楽しい事件が続けば、だいぶ印象が変わるんだとは思います。
まり子:ですね〜。莉瑛さんのダメなところが出ると……ファンが増える(笑)
菜々子:うん。実は前回のプレイが既にそうなってますし(笑)
まり子は順調にアクシデントの種を増やすことができて、プレイヤー的にはよしよし、という。
まり子:はい(笑)
ロールプレイパートのカンナさん、良いダメっぷりでした。大笑いしました。
SD:合間を縫って、テキスト準備した甲斐がありました。
菜々子:まり子もなかなか人見知りしない人のように映りましたが、カンナさんは更に上に来ましたね〜。
まり子:問題を作ってくれる要員ですね。あと、香織さんの懐の深さに感動です(笑)
や〜面白かったです。
菜々子:香織さんとカンナさんのこの関係は、今後も何か期待できそう。
SD:こんな感じになりました。
まり子:確かに、腐れ縁の雰囲気出てましたね(笑)
SD:SD的な反省としては、もうちょっと難易高めでもいいかな、と。
今回はバトルでの勝利が恐らく困難、という設定からスタートしている中で、実力を認めさせればいい、のと、カンナさんが莉瑛の強さを打ち消すくらいダメでしょう、という前提設定でM*の難易度は低くしていた(32)んだけれども…まあ…期待通りの…というか…(苦笑)
菜々子:ロールプレイフェイズがあんなになるとは、全く予想していなかったので…
SD:もし今回の難易度を解けない、場合は配達に失敗した、とかなのかもしれない。
菜々子:ですねえ。
まり子:自爆しない限り大丈夫、という感じでしたね〜。
SD:莉瑛にちゃんと勝つ、のも込みだったら難易度65だったろうな。
実際、今回の内容でも、あわや勝つ、ところまで行ってたのでだいたい、バランス感覚はあってるんでしょう。
菜々子:なるほど、今回の提出パワー合計で行くと62点ですか。
SD:もしM*がはじめから莉瑛に勝利する目的で難易度が高かったら、プレイヤー側は作戦をもっと捻ってパワーを加点できてるでしょうしね。
菜々子:今回はちょっと特殊で時間をさかのぼっているので、
失敗して香織が「お前ら二度と来るな!」となったら平行世界に行ってしまう事情があるので、まあ安全は見ますよね…
まり子:タイムパラドックスの危機が(笑)
SD:失敗したら次の機会をまた作るだけなので、大丈夫っちゃー大丈夫ですがね(笑)
まり子:カンナさんいいなぁ、いつかプレイヤーとして使ってみたいデス。
SD:お、それはいいなあ。ありがとうございます。機会があればぜひ。
菜々子:亜里紗を使った経験からして…、つ、使いにくいと思うよ………
まり子:クリアを目指さなければ楽しく使えると思うんです(迷惑)(笑)
菜々子:その通りです(笑)ロールプレイは楽しい。
まり子:あと、キャラデザイン欲しいですね、COLORSβとかで。
菜々子:キャラクタープロフィールですと、特に特徴が無いような書き方になっていましたので…
SD:キャラデザかー。考えてみます。
まり子:はーい。楽しみにしてます〜。
菜々子:どうでもいいけど、このセッションの開始時と終了時で、私は700キロくらい移動していることになるような(笑)
まり子:まさにエクストリームTRPG(笑)
SD:お疲れ様です(笑)